「いかから(厳殻)」。「いっがら」のような音を経「ら」は無音化し「いが」になりました。「いか」は形容詞「いかし」の項。形容詞「いかし」には二種ありますが、「厳」と書かれるそれの方(興奮した猛々しいもの、といったような意味です)。「から(殻)」は外殻→その項。「いかから(厳殻)→いが」は、猛々しく興奮したような殻、ということであり、栗の実の外皮を言います。それは固く鋭い刺(とげ)が密生し、知らずに踏むと足裏に惨事が起こります。
「いかから(厳殻)」。「いっがら」のような音を経「ら」は無音化し「いが」になりました。「いか」は形容詞「いかし」の項。形容詞「いかし」には二種ありますが、「厳」と書かれるそれの方(興奮した猛々しいもの、といったような意味です)。「から(殻)」は外殻→その項。「いかから(厳殻)→いが」は、猛々しく興奮したような殻、ということであり、栗の実の外皮を言います。それは固く鋭い刺(とげ)が密生し、知らずに踏むと足裏に惨事が起こります。