「いかはふうは(い『か』這ふ上)」。「はふ」のH音は退行化しつつ「いかわ」のような音(オン)を経、w音(オン)は退化しました。
語頭の「い」は進行感・持続感を表現します。
続く「か」は、その情況的交感は気付き思考発動・疑問発動を表現します。
「はふ(這ふ)」は情況感覚感を表現する動詞「はひ(這ひ)」の連体形。
「うは(上)」は「うへ(上)」の情況化表現ですが、表面、事象として浮かび現れた結果、を表現します。
すなわち「いか(如何)」は、持続的・進行的思考・疑門発動の結果動態にあることを表現します。
この「いか」によって「いかに」、「いかが(いかにか)」、「いかで(いかにて)」、「いかなる」、「いかほど」などの表現があります。