「あよよき(足よよき)」。「あ」はこの一音で足「あし(足)」を意味しました。「よよ」は「よよみ」という動詞がありますが(→「よよみ」の項)その語幹にあるそれ。脚力が弛緩した、あるいはそのように、動態や心情が不安定に動揺する状態になること。「竹の葉あよけり」。「愀然(みこころあよき)たまひて歎きて曰く」(『日本書紀』の読み)。
「あよよき(足よよき)」。「あ」はこの一音で足「あし(足)」を意味しました。「よよ」は「よよみ」という動詞がありますが(→「よよみ」の項)その語幹にあるそれ。脚力が弛緩した、あるいはそのように、動態や心情が不安定に動揺する状態になること。「竹の葉あよけり」。「愀然(みこころあよき)たまひて歎きて曰く」(『日本書紀』の読み)。