「あはびふり(淡火触り)」。淡い火に触れるような状態にすること。「触(ふ)れ」は古代では四段活用「触り」でした。「あぶり干す人もあれやも濡れ衣を家にはやらな旅のしるしに」(万1688:濡れた衣を火にあぶり干してくれる人でもいるだろうか(いや、いないのだ) この濡れた衣を家へ送りたいものだ 旅のしるしに)。