6月20日は
ニコール・キッドマンの
お誕生日
女優としてのニコール
ニコール・キッドマンはハワイ出身のオーストラリア人女優で、現夫のカントリー界のスーパー・スター、キース・アーバンもオーストラリア出身です。
2002年「めぐりあう時間たち」で、アカデミー主演女優賞を受賞。これはオーストラリア人女優として初めての快挙で、アカデミー賞には5回のノミネート歴があり、ゴールデン・グローブ賞には19回ノミネートされ、そのうち6回もの受賞をしています。
トム・クルーズの妻だった頃
ニコールがトム・クルーズと結婚していたことはよく知られています。二人は1990年に結婚し、2001年に離婚しました。
トムの妻であった頃のニコールは、正直女性からはあまり好感が持たれていなかったように思います。ゴージャスに激しくカールさせた赤みがかったブロンドの髪とクールで感情を感じさせないかのような透き通った肌の顔、そして自分自身のことを今ほどオープンに語らないこともあり(それはニコール自身のマスコミ対策か、トムの意向かは分かりませんが)、綺麗だけれどもイマイチ彼女自身の素の部分が感じられないため、計算高い女性のように見えたのかもしれません。
無名の女優が、当時ハリウッド1のトップ・スターであったトムの妻の座に座ったということも、野心に溢れた女性に思えて、その見方に拍車をかけたのかもしれません。
キースとの家庭生活
ニコールは2006年現夫キース・アーバンと再婚し、現在までハリウッドでも有数のおしどり夫婦として有名です。
キースと結婚してからのニコールは、表情も一変、家庭生活についてもよく話し、お互いが相手への想いや思いやりを口に出し、本来の彼女の持つ温かさや素朴さやおおらかさが感じられて、女性から見てもとても好感が持てます。
例えば、ニコールとキースは普段家で一緒に歌うことが多く、二人はお互いを笑わせることやちょっとしたイタズラをお互いに仕掛けることが大好きだそうで、その様子をSNSに投稿したりしています。
パートナーとして
ニコールは「ピープル誌」に、この幸せな結婚生活の秘訣を「私達が『私達』と呼ぶものに貢献し続けなければならないと知っていることだと思います。『これは私達にとってうまくいくだろうか?』と考えるのです」と語りました。私だけにとって良いことでもなく、相手だけにとって良いものでもなく、お互いが「『私達』にとって良いことだろうか」と考えていることだと言います。
またニコールは、「Being the Recardos」のニューヨークでのプレミアで、「彼は『君ならできると信じている。がんばれ。君をサポートするために私たちが何をすればいい?』と声をかけてくれるんです。人生において素晴らしいパートナーです」と、キースがいかに精神的にサポートしてくれているか語りました。
夫のキースもまたニコールの献身に対して、彼の曲の中でも感謝の念を述べています。結婚当初、彼はアルコール依存症に悩まされていて、新婚生活の4ヶ月のうち3ヶ月間をリハビリ・センターで過ごす決意をしたそうです。ニコールへの愛のためにも断酒を決意したのです。ニコールは彼にお酒をやめるよう強く言い、まずは彼がアルコール依存であることを認識させ、治療中は傍でサポートしてくれたそうです。キースも「愛需要深く素晴らしい人生のパートナーです」とニコールについて語っています。