テイラーバナナラマの歌う

Cruel Summer

残酷な夏

 

 

 

 

  Cruel Summer 残酷な夏

 

 

「ひと夏の恋」という言葉が示すように、夏の恋は短く、儚く散っていきます。

 

ギラギラと輝く太陽の下、目にするもの全てが鮮やかで眩しくて、開放感あふれた非日常的な世界で出会った恋は、運命的なものを感じさせて夢中にさせるけど...。

 

でも夏の恋が去った時、強烈な印象を受けたぶん、心はより強い痛みを伴うのです。cruel(残酷な)夏。

 

 

  テイラー・スイフトVer.

 

 

 

 

 

この曲の女の子(テイラー?)は、悪い男の子(ひと夏の恋で終わる相手)に恋したことを知っています。

 

What doesn't kill me makes me want you more

辛い思いをしながらも、もっと彼を欲しくなる

 

ほど思っているのに、

 

 I cried like a baby comin' home from the bar (Oh)
Said, "I'm fine," but it wasn't true

バーからの帰り道子供のように泣きながら、”大丈夫よ”と言ったけど、本当はそうじゃなかった

 

彼への思いを口に出すことに、いつも戸惑ってしまいます。

 

No rules in breakable heaven
But ooh, woah-oh
It's a cruel summer with you

 壊れやすい天国(夏が行けば終わってしまう恋)に、ルールはない

あなたと過ごす残酷な夏

 

頭では夏の恋と理解していても、せつない思いに溢れる1曲ですね。

 

 

  バナナラマVer.

 

 

 

 

Bananarama(バナナラマ)はイギリス出身の女性3人のグループで、数々のヒット曲がありますが、最も知られているのは、ショッキング・ブルーのカヴァー曲「ヴァーナス」でしょう。

 

こちらは、バナナラマがひと夏の恋を歌った「Cruel Summer {邦題:ちぎれたハート}」。

 

Trying to smaile

But the air is so heavy and dry

何とか笑顔を作ろうとしてるけど

でも空気が重くて乾いているの

 

It's a cruel, cruel summer
Leaving me here on my own
It's a cruel, cruel summer
Now you're gone

残酷な なんて残酷な夏

私を一人ここに残して

残酷な なんて残酷な夏

あなたは去っていくのね

 

まさに残酷な夏、ちぎれたハート。

 

しかしビデオを見ていただくと、軽快な曲であるばかりか、3人がぴょんぴょん飛び跳ねてる。

 

ひとりだと泣いちゃうんだろうけど、女の子が3人寄れば、”男なんて何よぉ” ”忘れちゃえ、忘れちゃえ” ”そうよ、そうよ”ってなるみたいな。

 

夏の恋は終わったけど、またすぐに次の恋に巡り会えそうな気がします。

 

 

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