6月4日

アンジェリーナ・ジョリーの

お誕生日

 

 

 

 

 

 

  キャリア前

 

 

アンジェリーナ・ジョリーは、1975年6月4日生まれの世界的に有名な女優、プロデューサー、モデルですが、10代から20歳代の初期にかけて、自殺傾向のある鬱状態に悩まされ続けていました。

 

14歳でモデル・デビューする前、リー・ストラスバーグ演劇学校に入学し2年間演技を学び、いくつかの舞台作品に出演しました。

 

しかし演劇学校を辞め、将来の希望を葬祭ディレクター(葬儀のコーディネート全般、遺体の保存、埋葬、火葬などに関わるプロフェッショナル)としますが、14歳でモデル・デビューし、高校を卒業した時には、再度演技の道に戻ることを決意します。

 

アンジェリーナ(以下、アンジー)が16歳の頃、名優ダスティン・ホフマンは、友人でアンジーの父親であるジョン・ボイドに連れられて撮影セットで紹介された時の彼女の印象を「背が高く、痩せていて、口の中矯正器具だらけで、ひょろひょろした見た目の女の子」だったと描写し、女優になりたいというアンジーのことを「とてもあの娘が女優として成功するとは思えない、あの娘は大変厳しい道を歩むことになるよ」と自分の妻に語ったそうです。今は、自分には見る目がなかったと認めています。

 

 

  キャリアのスタート

 

 

1998年放映のテレビ映画「ジーア/悲劇のスーパーモデル」で、アメリカで初めてスーパー・モデルと呼ばれながら、ドラッグとエイズで短く悲劇的な生涯を閉じたジア・キャランジを演じたアンジーは、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞しました。

 

その後も「17歳のカルテ」でアカデミー助演女優賞受賞、「マイティ・ハート/愛と絆」でゴールデン主演女優賞ノミネート、「チェンジリング」でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、「ツーリスト」ゴールデン主演女優賞ノミネートと快進撃を見せます。

 

 

  あの人のあの役柄が実は

 

 

アクション女優としてのアンジーの才能を見せつけた映画「ソルト」では、ロシア工作員であるという嫌疑をかけられたCIAエージェントが自らの潔白を証明しようとするストーリーで、アンジーは主人公のソルトを演じましたが、当初のキャスティングはトム・クルーズ。台本も急遽女性を主人公にしたものに書き替えられましたが、それでも危険と言われるアクション・シーンのほぼ全てを、アンジー自らが演じたそうです。

 

大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の鬼編集長ミランダを演じたメリル・ストリープは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされていますが、実は当初アンジーがこの役にキャスティングされる予定だったのだとか。しかしスケジュールの予定でメリルへと変更。メリルの当たり役となったこちらですが、鬼編集長役と聞いて誰もが厳しく怒鳴り散らす姿を想像したそうですが、メリルはあくまで静かに囁くような声で演じたことに、他のアクター達は驚愕、感心したそうです。もしアンジーだったら、どのように演じたのでしょう。

 

 

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