ロデオ・スターの
3歳になる息子
生命維持装置を外す
生命維持装置を外す決断
ロデオ・スターのスペンサー・ライトさんとその家族は、3歳になる息子リーヴァイ君の生命維持装置を外す決断をしたと、母親であるカリーさんのファイス・ブックで、その悲痛な胸の内を明らかにしました。
リーヴァイ君がおもちゃのトラクターで、ユタ州の自宅近くの川に落ちて、2週間後のことでした。
リーヴァイ君の父親であるスペンサー・ライト氏は、プロ・ロデオに於いて昨年世界35位にランクされ、プロ・ロデオの殿堂入りを果たしたビル・ライト氏の息子です。
優秀なロデオ一家に生まれた男の子でもあり、きっとリーヴァイ君も父親や祖父のように、将来はロデオの道に進むのではないかと期待されていました。
事故の経緯
リーヴァイ君はユタ州自宅近くの川のほとりで、おもちゃのトラクターを運転していたところ、誤って川に落ちました。
重体のリーヴァイ君は地元の病院から、すぐさま空輸でより専門的なソルト・レイク・シティの病院に運ばれましたが、ずっと脳死状態でした。
今日まで何度か医師も驚くような兆候もあったとのことで、目を開けて頭を上げようとした時には家族もその奇跡を喜びましたが、しかしすぐにMRIの結果によって、以前の脳の状態と変わりないことが判明し、家族曰く「打ちのめされた」そうです。
カリーさんは6月2日のフェイス・ブックに「リーヴァイは、これらすべての時間を稼ぐのに(家族が事態を受けいられるよう)十分なものを教えてくれました」と投稿しました。
医師達には感謝を
「PEOPLE」誌によると、家族は医師達の献身に大変感謝していると述べ、「『脳損傷』という用語は非常に幅広く、範囲も重症度も様々で、事故が似ていても、同じ脳損傷はありません」と投稿しています。
また主治医を「傑出したもの以外の何ものでもない」と呼び、「回復する脳も、同じように回復しないこともあります」と現状の理解を試みています。