手作りのドール・ハウスを提供
カメラマンの男性とネズミ一家の
固い友情
猫に狙われていた一家
ネズミの「ジョージ」さんと妻の「ミルドレッド」さん、そしてその子供の「ミニ」ちゃんは、英国シェフィールド在住の野生生物写真家「サイモン・デル」さん宅の裏庭の離れに住んでいます。
デルさんはまず猫から彼らを守るために、庭の周囲をフェンスで囲んでくれました。
それからリサイクル用品や古い野菜や果物を使って、素敵な家をプレゼントしてくれました。
そして動物写真家のデルさんは、ジョージさんファミリーを被写体に魅力的な写真を撮ってはソーシャル・メディアに載せ、今ではこの「ネズミ村」には15万人以上の登録者がいます。
信頼で結ばれて
デルさんはジョージさんファミリーに快適な家と食事を与え、ジョージさんファミリーは、デルさんの良い時も悪い時も常にずっと支えてきました。
6年もの間うつ病に悩まされてきたデルさんと、ジョージさんファミリーは、今ではしっかりとした信頼で結ばれています。
誰もがwinwinな関係
作家「篠原かおり」さんの著書「ネズミのおしえ ネズミを学ぶと人間がわかる!」によると、ネズミ(ハムスターは除く)は、孤独に弱いそうです。
デルさんの庇護のもと、家族や友人達と安全に安心して住めることは、ジョージさんファミリーにとってこの上なく幸せなことでしょう。
ジョージさんたちの写真を見た人達は笑顔になり、デルさんにとっても、彼の作品でたくさんの人を笑顔にできることは、デルさん自身の内面の力を高めるのに大いに役立っていると思われます。
今では家数も増え、ボートもオートバイも所有している「ネズミ村」の、ますますの発展を祈ります。