見てる:堂島取引所「コメ指数先物」取引が始動、なぜ米の価格はこれほど上がったのか? 連載:山口亮子が斬る、インフレ時代の農業ビジネス|Seizo Trend https://t.co/c6wxrWkzUo #sbbit @bitsbbitより
— 403 (@errerX3) September 1, 2024
まずは8/27火曜日のYahooニュースから。
米先物2万円台に 先高感強くストップ高を記録 堂島取引所
堂島取引所(大阪市)が運営する米の指数先物取引が本格化してから、27日で1週間となる。取引を活発化させる専門業者が参入したことなどで成約数が増加して、価格も急伸。26日には、5日連続となる上限価格のストップ高を記録し、成約価格は60キロ当たり2万円の大台を超えた。
同取引では、全銘柄平均価格を指数化した「堂島コメ平均」と呼称する数字を売買する。海外や個人投資家なども参加可能で、米の現物は取り扱わない。現在は、来年2月を期限とする「2月限(ぎり)」「4月限」「6月限」の三つの取引を開いている。
直近26日の成約価格は、「2月限」が同2万140円、「4月限」が同2万120円となった。「2月限」では5日連続のストップ高を記録するなど急伸しており、1週間で2000円超も上げた。
2024年産を巡っては早期米産地を中心に概算金の大幅引き上げなどが相次いでおり、先物相場でも先高観が強い。ただ、24年産の出回りが本格化すれば相場が一服する見方もある。
同日の成約数は合計で9枚(27トン)。前市からは7枚減ったものの、20日以降は活発な取引が続いている。インターネット証券大手のSBI証券で取り扱いが始まったことなどが要因。堂島取引所は、一層の取引の活性化に向けて「説明会や営業の場を増やしていきたい」としている。
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ここからは一番上に貼ったツィートのリンク先、
Seizo Trend(セイゾウトレンド)の記事を
見出しと最後だけ転載します。
***見出し***
米の値上がりとスーパーのコメ不足に出口が見えない。そんなさなかの8月13日、「コメ指数先物」という新たな取引が大阪の堂島取引所で始まり、初日に60キロ当たり1万7,200円という高値を付けた。この取引がもっと早く始まっていれば、今年の米価はこれほど上がらなかったかもしれない。コメ先物取引では、最長で1年以内の将来の決めた日に、あらかじめ決めた価格で、コメを売買する契約を結ぶ。コメには、価格の決まり方が政治的で不透明という問題がある。新たなコメ先物は、積年の課題を解決できるのか。
***ここからページの最後の部分***
コメ先物取引がもたらす2つのメリット
コメの先物市場は、江戸時代の1730年、大阪堂島米会所で開設される。これは先物取引そのものの始原でもある。その後、コメの先物取引は200年余り続いたものの、戦前に廃止されてしまった。それを大阪堂島商品取引所(現・堂島取引所)が2011年、実に72年ぶりに復活させたのだった。
コメ先物取引にJAや農水族が反対するときの決まり文句に、主食であるコメを投機的なマネーゲームの対象とするのは、食糧安全保障の観点から問題があるというものがある。ただ、パンや麺類が多く食される今と比べ、コメがまさしく主食だった江戸時代から、日本人は200年もの間、コメの先物取引を続けてきた。投資家の資金を呼び込むことで米価が上がる可能性もあるし、農家の負うリスクを投資家が肩代わりする側面もあるのである。
さらなる利点として、先物取引がコメの適正な価格形成につながることが挙げられる。富山県の漁村の主婦たちが米価暴騰を理由に1918年(大正7年)に起こした米騒動。このとき、米価政策の改革が打ち出され、先物市場も全面停止となった。ところがその意に反して米価はさらに高騰する。価格の指標を失ったことで、一気に買いが進んだからだ。先物市場の必要性は歴史が証明している。
米価の指標がなく、高騰の終わりが見通せない今は、米騒動と重なる。
コメ先物がもっと早くに活性化していたら、こんな混乱は生じなかったのではないか。そう思えてならない。
↑ これホントかなぁ??(;゚Д゚)
ここは有料会員制なのでタイトルだけ。
確かに連続高値更新中なのよね。
混乱抑える指標になるの?これが。
それでちょっと調べてたらアメブロで山田正彦氏が
この米先物について記事を書いてるのを見つけました。
リブログで書き始めたんだけどリンクが消えたりしたので通常で。
以下の文章は部分的に転載します。
***(途中から)
このような中、8月20日から大阪市堂島の米相場が85年ぶりに本格的に始まりました。
小豆などの先物相場などの投資で手痛い目にあった方々がかなりいるかと思いますが、大事な主食であるコメを大資本と金持ちの金儲けの投資の対象に始めたのです。
現在政府の備蓄米だけで100万トンありますが、ここまできても農水大臣は放出する気が全くありません。
(教科書に載っていた)商人のコメ買い占めから始まった大正7年に軍が出動して死者まで出したコメ騒動を思い起こしてください。
私たちの大事な主食である米を絶対に投機(投資)の対象にしてはいけないのです。
これまではJAグループの反対で自民党も開設できなかったのですが、今回の農水省の態度を見ていると、放出時期を巡って政治家と行政、大商社が話を通じあって、一儲けを企んでいるのではと疑いたくなるほどです。
世界はこれまでにない規模の気候変動、戦争の拡大等で食糧危機が間近に迫っています。
各国とも自国の食料自給率の達成に力を入れています。
世界最大の米の輸出国インドも最近米の輸出を禁止しました。
中国は世界の食糧を爆買いしてすでに1年半分の備蓄を用意していますが、日本はわずかに1月半分しかありません 。
鈴木教授の指摘のように、
緊急時には日本人が最初に飢えるのです。
緊急時に政府は食料農業基本法に基づいて農家に罰金を課して芋等を植えさせるといいますが、芋を植えるにしても種苗を確保するのに1年はかかるので、現実離れした話でしかありません。
米は籾で備蓄すれば100年は生きていますので、日本は米と捨ててきた牛乳をバターと脱脂粉乳で少なくとも1年分の備蓄を始めるべきです。
本来日本ではお米だけでも1100万トンは生産してきたのですが、減反減反と今では781万トンしか生産していません。
昨年日本では米価が60kg1万円を割込んで米農家が悲鳴をあげている時にアクセス米として、77万トン2万4000円で米国等から買っています。
アクセス米も脱脂粉乳の17万トンのカレントアクセスも、農水大臣はやっと国会での質疑でアクセスは義務ではなく輸入機会であることを認めました。
貿易協定で各国ともアクセスはありますが、余っている時に買ってる国はどこもないように断ればいいだけです。
購入したアクセス米は国内で安い価格でしか捌けないので毎年750億円ほどの赤字で税金から補填しでいます。
そのようなお金があるならすぐにでも食料備蓄を始めるべきです。
脱脂粉乳のカレントアクセスも輸入しなければ酪農家に10万円ずつ払ってやめさせることはなかったのです。
もう一つあります長くなりましたが読んでいただけませんか。
水田は連作障害のない 世界でも最も優良な農地でゲリラ豪雨の時でも貯水して、防災ダムの役割を果たし生物多様性を育む日本の環境保全の役割を果たしてきたのです。
ところが政府は水田がメタンガスを出しているとして、
昨年の補正予算750億円を計上して
次々と水田を壊していってるところです。
日本の水田は3000年前から私たちの先祖が遺産として残してくれたもので一旦壊すともう修復できません。
よかったらシェア拡散していただきませんか。(ここまで)
以下は山田正彦氏のブログです。
山田氏はワタシが読む限り、日本人の為の政治の何たるかを考えておられる方です。
上記転載に興味を持たれましたらこちらを再読して下さい。
山田さん有意義な記事をありがとうございます。
追加>uploadした後に思い出しました。
日経平均が暴落するバブル崩壊時、引き金を引いたのは外資の売りだったそうですが
1988年の大阪、そして1990年のシカゴでの米ドルの先物開始。
これが相場操縦というか下げの誘導に使われたという話を聞いたことがあります。
今現在でも先物取引はいわゆるデリバティブ御三家の一角を占めています。
ここまで呼んで下さった皆様
ありがとうございました(;´∀`)