40年以上、約600種類の在来野菜等を栽培・保存してきた研究者の山澤清氏が全てのタネの廃棄を検討している。 「

「皆が真剣に考えなければいけない」というメッセージらしい。


先程電話で山澤さんとお話ししました
山澤さんは電話番号を拡散して欲しいとの事
日本を変える為、山澤さんの話を聞いて下さい!

 

(一部抜粋して掲載します)

 

山澤さんに、この先、伝統野菜や在来種が無くなったらどんな影響があるかを聞いてみた。

 

山澤さん

出ないわけがねぇ。100%の確率で影響がでる。なんでかって、環境をみたらよく分かる。

 

山澤さんは即答だった。
長い年月をかけて種と向き合ってきた山澤さんの答えは、力強かった。

 

山澤さん

19世紀にアイルランドでジャガイモの大飢饉があったでしょ。
あれは、一種類のジャガイモをずっと育ててたから、連作障害が起こって、植物が自死しちゃったの。品種改良した野菜で単一栽培ばかりしてると、自然界では必ずペナルティが発生するんだ。

 

人間だって同じ場所で同じことだけやってたらノイローゼになってしまうだろ?

多様性がなきゃダメなのよ。

 

山澤さん

30年前に農業を始めた頃、庄内地方の一帯からカラスウリが無くなったことがあった。ずっと調べていたら、数年前に防虫対策したことで、スズメガの幼虫がいなくなったことが原因だと分かった。カラスウリは夜に花が咲くから、夜に花の蜜を吸い上げるスズメガがいないと受粉しないの。
その時に、農業がもたらす生態系への影響を危惧したの。植物の歴史から見たら、人間なんて赤ちゃんみたいなものだからな。

 

人類が利便性を求め、循環を求めなくなった今、種が望んでいる事があるとするならば、それは私たち自身が変化する事なんだろうと感じた。
 

 

 

山澤清氏は、40年種継ぎをされてきたため、それぞれの品種に対する栽培技術やノウハウも持ってみえますが、このまま行けば、あと数年で、在来種の栽培が途絶えてしまうのではないかと懸念されています。

 

「まぁ、俺はもうすぐ、あの世だから、知ったこっちゃないけど」

 

とうそぶかれますが、在来種が消えてしまうことを、とても残念に思っているのがヒシヒシと伝わってきます。

このリストの品種に少しでも興味がある方は、ぜひ、山澤氏にご連絡ください。

ご本人いわく「愛が欲しいので電話くれ」とのことで、「じじぃ、タネ残せ」の一言でも良いそうです(笑)

山澤清氏の電話番号は、08018478616 月・水・金・日の10:00~24:00と火・木・土の20:00~24:00が対応可能です。
(たぶん、メールが苦手)

もし、この1年の間に10万人の人が電話をくれたら「破棄は、とりあえず延期する」と話されています。