「どこへ持って行く気だぁあああ!!!」

 

 

 

※nocontextscats,Thanks!

 

「そもそも猫はなぜ鳴くの?」

そもそも猫が「鳴く」理由はなんなのでしょうか。実は、猫の置かれている状況やライフステージによってその理由は異なります。

まずは「飼い猫と野良猫」「子猫と成猫」別に解説します。

 

飼い猫と野良猫の違い

猫は基本的に野生下ではほとんど鳴きません。猫同士はにおいやしぐさなど、鳴き声以外でコミュニケーションをとっています。野良猫が鳴いている場合は、発情期や猫同士のケンカ、高いところに登って降りられなくなったなどの緊急時がほとんどです。

一方、飼育されている猫は、飼い主とのコミュニケーションのために鳴きます。特に「お腹が空いた」「かまってほしい」など飼い主の注意をひきたいときに鳴くことが多いようです。また、痛みがあるなど体調が悪いときにも、鳴くことがあります。

 

子猫と成猫の違い

人間の赤ちゃんと同じように、子猫はよく鳴きます。生まれてからしばらくは、子猫は1匹で生きていくことができません。特に生後1か月くらいまでは、食事から排泄、保温にいたるまで母親に面倒をみてもらっています。そのため空腹、寒さ、寂しさや不安、排泄したい、トイレをきれいにしてほしいなどを「ミャーミャー」と甲高い声で訴えます。

母猫がいない場合は、飼い主がお母さん代わりとなります。エサを与える、寝床に保温マットや湯たんぽを用意する、寄り添う、排泄を手伝うなどこまめにケアをしてあげましょう。対策をとっても頻繁に鳴く場合や鳴き声がふだんと違う場合は、病気の可能性もあるので動物病院を受診してください。