2021年5月にお披露目された宙(ソラ)ちゃん。

 

 

テレビでも取り上げられました。

 

          ***

 

「なんと、歌います。しかもお母さんの歌に続いて同じように歌えるのです。歌声をぜひお楽しみください」

 

こちらは、埼玉県川口市を中心に飼い主のいない猫のTNRや里親探しの活動などをしている保護団体「里親の会 川口」のツイートです。

なんと…「天才歌う猫」ちゃんがいるとのこと。

投稿された動画には、キジサビ柄の猫ちゃんが何やら人の歌に合わせて、かわいらしい歌声を披露しています。

「にゃんにゃんにゃにゃん、にゃにゃにゃんにゃん…」

 

          ***

 

宙ちゃんは、いつからどんなきっかけで歌うようになったのでしょうか? 続いて、宙ちゃんの里親さんにもお話を伺いました。

 

――宙ちゃんが歌うようになったのはいつごろから? また、そのきっかけもお聞かせください。

 

里親さん:「歌うようになったのは今年に入ってからです。ある日、猫だけどワンって言えるのかな?と私がふと疑問を持ち、宙に『ワン!』っと言ったら『ニャン!』と答えてくれたんです。さらに『ワン・ワン・ワン』に『ニャン・ニャン・ニャン』と反応してくれたんです。これには家族全員がびっくり。じゃあ、歌えるのかな?という話になり、ふと思い付いたテレビコマーシャルのフレーズを歌ってみたら音程を狂うことなく歌った宙…本当に驚きました」

 

――テレビコマーシャルのフレーズというと、「里親の会 川口」のスタッフさんがツイートされた1曲目の歌でしょうか?

 

里親さん:「そうです。子どもが何となく覚えていたテレビコマーシャルのフレーズです。何のCMか記憶にないですが…もう1曲は、『犬のおまわりさん』です。この2曲が一番歌いやすいようです。十八番は、CMのフレーズ。この曲は一時、宙自身もマイブームだったのか、『いつものやって!』というと歌ってくれたときもありました」

 

――里親さんのリクエストにも応えて歌うこともあったんですね…すごい猫ちゃんです。宙ちゃんがこうして歌声を披露するようになった際、どう思われましたか?

 

里親さん:「音をきちんと聞き分けて発声することができるようで。もしかして天才猫!?なんて、思いました!」