今日のもーもさんのエントリをリブログするわ。
コロナワクチン薬害の講義が行われた名古屋市立大のことを
あのCBCテレビの大石さんが取材したそうなの。
もちろんちゃんとテレビで放送されてるわ。
Twitterの動画もあるから是非見てほしい。
もーもさん良いエントリありがとう。
紹介されてるのがRAPTさんの記事なのは気になるけど、
内容自体はちゃんとしてた。
そう言えばいつの間にかサイトのお名前変えてるのね。
「ラプトリロン」じゃ、まんまトカゲ( Reptilian )だものね。
自己紹介乙!って感じかしら。
夕方この記事を読んでから粂教授についていろいろ調べてみたの。
そしたらこんなサイトを見つけたわ。
粂先生の昔のブログみたいね。
その中の1ページを紹介するわ。
とーっても長い「メモ」だから、読んで欲しい個所をちょっと抜き出すわ。
前後の文章がないと理解が出来ないかもしれないけど、そこはホラ本文を読んで欲しいの。
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「余談ですが、今回のパネリストの3人は1961年、62年生まれで、同じ年代にはサリドマイド被害者が集中しています。
ぼく自身の母もつわりがひどくイソミンを飲んだことがあるそうです。
つわりに使われる薬に催奇形性があったなんて、めまいがします。
血友病患者のHIV被害も、ぼくたちの世代の前後に多く、勝村さんの上のお子さんが陣痛促進剤の被害にあった年に、近くの病院で生まれたぼくの上の息子が1歳でワクチンを始めた年にMMR事件は起きました。
また薬害エイズの被害者のほとんどがHCVでも苦しんでいますが、HCVはぼくが医者になった頃にはnonAnonBと呼ばれ、そのウィルスはぼくが大学院時代に学んでいた頃の阪大微研で発見されました。
ぼく自身もHCVの患者さんを作り出した可能性はあります(当時はGPTの値のみでチェックしていました)。
研修医の時にはHCV(上述のように非A非B慢性肝炎と呼ばれていました)の肝癌の患者さんから採血した注射器の針を自分の指に刺してしまった経験もあります。
幸い感染はしませんでしたが、
薬害が他人事とはとても思えない理由です」
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「勝村さんの話を聞くのは、もう6~7回目ですが、今回のように余裕を持って話してもらうと心に痛く響きます。
1990年12月に勝村さんの奥さんは枚方市民病院で「誘発はしないで下さい」とはっきり依頼して入院したにも拘わらず陣痛促進剤を投与され、過強陣痛の末にお子さんを亡くされました。
これはインフォームドコンセントの理念や病名告知の倫理的問題などという高尚なレベルの話とは全く無関係な単なる犯罪行為と考えられます。
ところが、その後の訴訟では
カルテ改ざん・証拠隠滅という当事者の嘘、
そして当事者ではない産科医の書いた嘘の鑑定書
という2段構えの専門家の嘘の壁に対峙することになります。
ここに見えてくる問題は個人としての専門家の信頼性の問題と、システムとしての専門家集団の信頼性の問題があります。
個人としての信頼性に関しては、医者は別に全員が聖人ではありませんから嘘をつく人もいるでしょうから、なかなか全面的な解決は難しい。
しかし専門家集団としての信頼性に関しては、
鑑定意見書の公開のような情報公開などで
ある程度は担保できるかもしれません。
いずれにせよ、倫理を語る以前の問題であることは間違いありません。」
最後に、村上陽一郎先生が
「医療は基本的にはリスクマネージメントである。
もっとQC、CBAという手法を導入すべきだと話すと、
多くの医師が受け入れを拒む」と話されました。
医療がまだまだ呪術の枠組みを完全には超えられていないということなのかと思います。徒弟制度で封建的な中で引き継がれてきてしまったのも、その一因でしょう。もっと内側にも(つまり医療界の内部での相互の健全な交流と批判)、外部にも開かれた『近代的』なものにならないといけないのでしょう。」
この「メモ」が書かれたのは2006年の10月。
熊本大学で「発生医学研究所」の助教授をされていた44歳の頃のお話よ。
だから粂先生は、20年近くあるいはそれ以上の間、
薬害について、そして医療のあるべき姿について
自問自答しながら研鑽を積んでこられた方みたいね。
もしもコロナワクチン被害を、
薬害として世間に周知していくのなら、
こういった問題に真摯に向き合ってくれる人達を
積極的にバックアップしていくべきじゃないかしら。
その意味で大石さんとCBCテレビのクルーには感謝したいわ。