「どんどん落ちてくるよ、ホラ見てみて」
「あれは雪よ。あなたは初めてだったわね」
「食べられる?なんか美味しそう」
「とっても冷たいのよ。きっと掴めないわ」
「こんなに一杯なのに?すぐに届きそうだよ」
「じゃあ外に出てみる?すっごく寒いわよ」
「・・・寒いのはヤダ。
もうちょっと暖かくなってからにするね」
Cat sees snow for the first time ❄️ pic.twitter.com/Hz1dqngzvN
— No Context Cats (@nocontextscats) January 18, 2024
※nocontexscats,cute video Thanks!
「二十四節気「大寒」の意味」
大寒(だいかん)は、”大いに寒い”という字の通り、これから2月上旬の立春にかけてが、1年で最も寒い時期です。日本で観測が行われてから一番気温が下がったのは、1902年1月25日に北海道の旭川で観測された-41.0℃で、この記録は今でも抜かれておらず、1月25日は”日本最低気温の日”とされます。
「大寒の七十二候」
・ 初候:欵冬華(ふきのはなさく) 1月20日~1月24日頃
“欵冬(かんとう)”とは、フキのことで、フキノトウの蕾が出始める頃です。フキノトウは春の訪れを感じさせてくれる山菜で、苦味があるのが特徴です。春が旬の山菜に苦味があるのは、植物性アルカノイドやポリフェノールが含まれているからで、新陳代謝を促進する効果があり、冬の間に身体に溜め込んだ毒素を排出してくれます。
・ 次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 1月25日〜1月29日頃
沢の水が氷となって厚く張る頃です。小寒から立春前日までの“寒の内”に汲んだ水は、“寒の水”といい、細菌が少なくて腐りにくいため、お酒や醤油の寒仕込みに使われます。特に、大寒の朝に汲んだ水=”大寒の水”は1年間腐らないとも言われ、縁起が良いとされます。
・ 末候:雞始乳(にわとりはじめてとやにつく) 1月30日~2月3日頃
鶏が春を感じて卵を産み始める頃という意味です。実は、卵の旬は春です。冬は餌をたくさん食べ、さらに産卵量が少なくなるため、栄養価が高くておいしい卵になると言います。ただし、これは雌だけで産んだ無精卵ではなく、有精卵の場合です。無精卵は基本的に1年を通して均一の味となります。
被災地の寒波が少しでも和らぎますように。