泉州さの呉服北浦 嫁日記


  1995年 23歳の初冬

  イギリス生活をスタートします。

  

 



ホームステェイ先は、ロンドンの南西部ウインブルドン

料理上手なイギリス人&アイルランド人夫婦の家

滞在初日から 『マサコ〝Yes″ではなくて〝Yes Please"よ!』

語学学校以上に厳しく、そして丁寧に教えてくれました。



1か月半経過 時計

語学学校の傍ら、あらゆるジャンルのダンス・レッスン受け始めます!

バレエ、ジャズダンス、モダンダンス、コンテンポラリーetc 

何かに取り憑かれたかのように、踊りにのめり込んでゆきました。

そして、滞在延長~

「そんなの聞いてないよ~!!」 な日本の家族 ∑(゚Д゚)

1年間契約 ロンドンのダンス学校「ラバンセンター 」へ入学。

(HPビックリ!あの小さな学校が・・・巨大化してる信じられへん!)



さて、当時の旦那さんとは接点ゼロ!

『年賀状』 が唯一の縁つなぎ

基本的に律儀な人、実家宛へ毎年投函

ハガキに自作の干支を描くのが定番で

こんな感じの・・・・「午」

泉州さの呉服北浦 嫁日記


こんな生き物・・・「酉」

泉州さの呉服北浦 嫁日記



旦那さんの頭の中に住む干支・・・「亥」


泉州さの呉服北浦 嫁日記



母は私に代わって shokopon せっせと返信 

その頃から、旦那さんと母との〝奇妙な年賀状文通″が始まるのです

それを知ったのは何年も後のお話流れ星背景白




イギリス生活 1年半経過 時計

ちょうど〝振付家″になることを夢描いていた頃・・・

それと同時に尋常じゃないイギリスの物価高!

卒業後帰国する?しない?で悩む私 

ロンドン生活に限界を感じていました。 へこむ

そんな時、クラス・メイトから

『オランダに〝国立の振付学校″があるよ!』 との情報GET!!キラ

授業料1年間約13万円(当時の金額)

一次審査:書類

二次審査:実技(ダンス)+自作品発表+面接 入試倍率10倍!

友達の話が終わるのを待たずに、私はもう決めていました

オランダ行くーーー!!





この強い直感が、自分の人生を変える旅の始まりだとは・・・

その時の私には知る由もないのです 走る


つづく