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R・デニーロ主演の『タクシードライバー』
1976年公開のアメリカ映画でニューシネマの最後期にして代表作品。この作品でアメリカン・ニューシネマは事実上の終焉を迎えることに。

憂鬱、虚無感、見えない未来への不安や抜け出せない孤独感、現代社会への鬱憤と虚しさなどから主人公は心が病み、自分の存在価値を知らしめるために過激な奇行に走るという当時の暗いアメリカの世相を投影した、まさにニューシネマの代表格な作品です。

大都会ニューヨークを包む闇と主人公の心の闇がリンクしていて重圧感が凄い。衝撃的なシーンは沢山ありますが、ラストシーンでデニーロ演じるトラヴィスがバックミラーを一瞬チラッと見る描写が何よりも強烈です。
あの僅か1秒ほどのカットのなかに主人公の心情と同調してどれほど重要な問題を伝えようとしているかってところが映画という芸術作品の素晴らしさを感じさせられる作品です。


この映画は本当にいいです。
そして深夜になると観たくなる映画でもあります。

まぁでも、あまり深い時間からは色んな意味で危険だけどね…。笑