テーマ(3) 言葉遣いに注意!

私も常々注意しているのですが、言葉遣いの問題です。

教師は役者でもあるというのはよく言ったもので、特にイメージのわきづらい歴史の授業では、教師が声色や身振り手振りを使うことが効果的だったりします。
でもそのときに気をつけなければいけないのが言葉遣い。
注意しなければいけないのは、難しい言葉を使うときなのです。

「ローマ教会は聖像を用いて布教した」
という言葉も、
「ローマきょうかいはせいぞうをもちいてふきょうした」
と聞けば、生徒の頭の中は???という状態でしょう。
つまり、教師の側がわかっている言葉でも、生徒のほうはわかっていないというケースが多々あるのだということ。

高校の授業のための教材研究は、それこそ歴史にまつわる本を読まなければいけませんので、それなりにカタイ本になるわけですよね。
そうすると、ついついその難しい単語、熟語が言葉をついて出てしまう。
難しい言葉を理解させることもそれはそれで大事なのだけれど、はじめからそれは、無理。
それにたいていこちらが難しい言葉を使ってしまうときは、こちらもよくわかっていないというケースが多いような気がします。
難しい言葉の響きで誤魔化す、とでもいいますかね。

歴史の授業ですので、前回言ったような「イメージ化」と同時に、難しい歴史的概念や理論もそれはそれで考えさせなければならないんだ、ということを、最近参加した研究会で再認識しました。
ただ、その前提となる「日本語の力」の問題も、意識しなければならないのだと思います。

個人的には、社会科系教科と国語の授業って、もっと連携できたらいいのになぁ、なんて思っていたりもします。