ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
クロムウェル

1970 イギリス

監督:ケン=ヒューズ

出演:リチャード=ハリス、アレック=ギネス




amazonにてDVDを購入。

PS2はこのために買ったのだ!!





ストーリーは、言わずと知れた「清教徒革命」の時代。

「時は1642年、チャールズ1世の絶対王権を守らんとする騎士派とカトリックに反対するピューリタンは議会で衝突。両者の対立は各地での戦闘に飛び火し、血の市民革命が始まった。オリバー・クロムウェルは市民の先頭に立ち、国を二つに引き裂こうとする戦いに挑み…。」



正直、ストーリーは若干わかりづらいです。

そして、歴史を知っているが故かもしれませんが、単純なハッピーエンドとも、悲劇とも取れないような、なんとももどかしい気持ちが残りました。

(こう考えると、無意識に、ハッピーエンドを求めたい、シンプルなストーリーを求めたい、物語を見てホッとしたいというような、自分の娯楽に対する底の浅さが見えてしまいます)


私はもともと映画はあまり見ないので(これから見なければいけないとは思っているのですが)、映画の評論的なことは言えませんが、なんとなく感じたことを羅列してみます。




※ややネタバレ気味ですのでご注意を。






・言葉では簡単に「清教徒革命が起こった。チャールズ1世を処刑した。」などと書けるが、当たり前だけどそんな単純なものじゃない。やっぱり立場と葛藤との繰り返しが当然あるんだ。人間だもの。


・ホンネよりもタテマエの方がやっぱり大事。タテマエがなければ人は動かない。と同時に、タテマエのせいで人が動かないこともある。「権力は何に由来するのか??」


・革命ってのはそんなに簡単なものじゃない。それまでの絶対的な正義を打ち破って新しいものを始めるのだから。さっきのタテマエの話にもつながるけど、いざ王を処刑しようとするときの議員たちの動揺がすごくリアルに感じた。そしてそれを押し切っていくクロムウェル。同時に人を動かすのは、理論ももちろんだけど、勢いも大事なんだろうな。


・人は愛よりも理想に生きられるのか?


・一般ピープルにまで理想と意志を伝えていくことが、なんと難しいことか。リーダーシップとは、独裁と紙一重。


・民主主義って、難しいよ。


・クロムウェルって、はじめは称えられてるけど、最後は議会を制するのに一人ぼっちのイメージ。なんかかなしい。





とまぁこんなところでしょうか。

こんだけいろんなことを考えられたのだから、おもしろかったのでしょう。

授業でも紹介できたらいいな。



みなさんも、よかったらどうぞ。