グローバルフェスタJAPAN2005 | そのうちトライリンガル

グローバルフェスタJAPAN2005

という,国際協力の団体が出展するイベントに行ってきた。


日比谷公園を会場に,1(土)・2(日)の2日間で開催されていた。外務省,JICA(国際協力機構)をはじめ,国際協力関連の各種団体がこれでもかというほどに出展していた。その数およそ150。そのほかブースを出していた大使館が約20。そのほかチャリティーオークションやワークショップのブースなどもあり,盛りだくさんの内容でかなり混雑していた。


行ったのは初めて,しかもこのイベントの存在を知ったのがわずか4日前だったので,ほとんど何の予備知識も持たずに行ったので驚くこともあった。


まずは国際協力関連の団体の多さ。緑化・教育・地雷撤去など事業内容もさまざま,アフリカ・アジア・あるいは特定の国を対象にするなど支援先もさまざま,それらの組み合わせでほんとにいろいろな団体があり,もちろん総合的な事業を行う比較的大きな団体もあるので,すごいとしか言いようのない多さ。


次に雰囲気のおもしろさ。「フェスタ」というからにはお祭りであり,学園祭のような感じ。やってる側も客側も楽しめる。食べ物を売ってるブースもあり,しかもそれらはその団体が関わっている国の食べ物だから,そこらのお祭りや学園祭に行くよりずっとおもしろい。ただ,共学の学校の学祭にありがちな,「自分たちが楽しむことにしか頭が行かず客に目が向いてない」団体も少なからずあり。さらにそれとは別の側面として,「自分たちの活動を宣伝する」という部分が強く,その点では(行ったことないけど)「合同就職フェア」や「○○ショー」(ゲームショーとか)みたいな感じ。お祭り的な雰囲気と活動宣伝的な雰囲気が交じり合っていたのがすごく独特だった。


実は自分は「職探し」で行った。グローバルというか,少し国際的な仕事をしたいなあという思いを以前から持っていて,何かいいところがあればと思ってはいたものの,そもそもどういう働き口があるのかもほとんどわかっていなかった。なのでこのフェアは自分にとってそれを知るまたとないチャンスだったわけで,そんな経緯でどんな内容かもよくわからないこのフェスタに行ったというわけだ。感想としては◎。いろいろな団体の人と話すことができ,国際協力団体で働くことがおぼろげながらイメージできたし,(当たり前だけど)ボランティアという関わり方もあってそういうところにも意識が行くようになったのは収穫だった。


同じような人も多かったみたいで,ブースごとに出展者と話しこんでいる人もあちこちで見かけたし,外務省の国際機関人事センターのブースはずっと相談者で混雑していた。そもそも1人で来ている人が多かった(自分もひとりで行った)。


募集を定期的にやっているというところもあったので,これからはこまめにHPをチェックするつもりだ。今の仕事もそれなりにおもしろいから,すぐ転職,という気持ちでもないんだけど・・・。


もう終わってしまったけど,公式サイトはこちら