ウクライーナの大地に放置されたまま散乱する露軍兵の

死体について、ウ軍は時々ウクライーナの大地のひまわりの

肥料になったという言い方をする。

 ある人が愛犬が死んで、その亡骸を

庭の木の下に埋めてあげたところ、

その年はその木にたくさんの花が咲き、

実がこれまでにないほど成ったという

話がある。とすれば、動物の死骸は

肥料になるのだろう。

 人間の埋葬には、火葬、土葬、風葬、

鳥葬などがあるが、今度、アメリカの

ワシントン州で、堆肥葬なるものが

合法化されたとのこと。

 死体を堆肥化して、土に返すのだそうだ。

 

Ideas for Good の説明。

 

「ナチュラルでオーガニックな還元(Natural organic reduction)」と名付けられた堆肥葬は、人間の死体を自然な形で生分解して堆肥に変え、養分として新しい命へ循環させる葬送方法だ。

死後、遺体はオーガニックなウッドチップで敷き詰められた再利用可能なモジュール式の棺に収められ、遺族や友人との告別式が執り行われる。式が終わると遺体はオーガニックな素材を被せられ、棺ごとコンポストを行う専用のカプセルに収容される。その後、落ち葉が土に戻っていくように約30日間かけて骨や歯までもがゆっくりと土に還っていく。容器内は微生物やバクテリアが活動しやすい環境に整えられており、より効率的な分解が促される仕組みになっている。

分解後は、1立方ヤード(0.76立方メートル)ほどの豊穣な土に変わる。遺族や友人はこの土を持ち帰って通常の土と同じように植物を植えるのに使うなど再利用することが可能で、持ち帰らない場合はRECOMPOSEが提携している森林の育成に使用される。これにより、人間は死後、自然の一部として循環することが可能になる。