折角、東京にいる間にはと思って、皇居参観に
行ってきた。
ツアー内容はあらかじめ知っていたので、
特段、珍しいことはなかった。
日本語、英語、中国語の
ツアーに分かれ、参観は混乱することもなく、
無事に終わった。
ただ、一つ気懸りになったのが、
待合室にある土産物販売所だ。
隅の一角に押しやられ、面積も
横4m、幅2mほどで、店員二名で
客に対応していた。
とにかくしょぼい。寂れた
シャッター街商店の陳列ケース
みたいな感じで、これが皇居内でだしている
店かと思うと、愕然とする。
売っているグッズもとても購入者の
購買欲をそそるようなものではなかったし、
そもそもアイテムの種類が少なすぎる。
嫁は500円の箸を買ったが、俺はパス。
これをイギリス王室関係で出している
英国のお土産グッズと比べると、その規模の
違いにびっくりしてしまう。イギリスの方が
もっと洒落ているし、コーヒーや紅茶のカップを
はじめ品物の種類も多い。
待合室の壁面に飾られている写真も
もう何年もそのままの状態になっているような
感じだ。
また、男性用トイレにはウォシュレット以外に
和式便器がひとつ設置されていたが、これは
わざわざそうしているのだろうか。今時、
珍しいなと思った。ここは日本で、昔は
便器はこれが普通だったんだと外国人に
教えるためなのだろうか。
とにかく、どうにかならんかね、宮内庁さん。