部分的動員がまったく機能せず、しかも、

囚人を自由にする条件にワグネルが雇った

囚人たちがルハンシクで銃をもって

逃走したようだ。

 それ、見たことかという感じだが、

これらの兵士の徴集がマイナスな

影響を与え、まったく統率が

取れなくなっている。

 このことがヘルソン撤退の一因にも

なっているのだろうが、ヘルソンの

撤退には数週間かかるらしく、

ウクライーナ側がどう対応するかが

見物である。

 露軍が左岸で防衛したとしても、

ドニプロ川の右岸を放棄すれば、

右岸から左岸にむけて、ウ軍がピンポイント

砲撃を仕掛けるだろうから、

いつまで持つかは疑問である。

 次には、クリミアでの戦闘となり、

バカロシアはクリミアに部隊を

集中するだろうから、ウ軍は

またその裏をかいて、

マリウポリの奪回に向かうかも

しれないというのが私の予想。

 もうすでに、マリウポリの北の

要衝で激しい戦闘が行われて

いるのがその予兆である。

 マリウポリこそはウクライーナ軍に

とって、象徴的な都市であり、ここは

何があっても、絶対に奪回しなければならない

はずである。

 

 バカロシアは頭の良さでは、

ウクライーナには太刀打ちできないことは

もうすでに明らかになっている。