1. 占領地域での占領を合法化できる。

 

2. パスポートが発行されれば、そこにロシア人が住んでいる

 ことが「証明」され、そのロシア人の存在が脅かされて

 いるといって、政治・軍事介入の口実をつくることができる。

 

3. パスポートを住民に強制的に与えることよって住民のデータを得ることができる。

 そして、そのデータをつかって、「住民投票」へと持ち込む。このえせ「住民登場」

 は国際的には何ら認知されていないが、占領が住民によって承認されたという

 国内及び国外のプロパガンダとしてつかえる。

 

さらに、適齢の男性住民がロシアのパスポートを取得すれば、ロシアの国民と

 みなされるので、露軍はその住民を兵士として動員することが可能となる。

 東部占領地域では、次々と男性住民を捕まえては、戦線へ送る兵士にしたて

 あげている。

 

5. パスポート取得者は、ロシアの法律に従うことになるので、ロシアの支配から逃れなく 

 なる。