アスラジ ゲスト嶋選手(1) からの続き


-- 今シーズン野村監督から言われて印象に残った言葉は?


「お前なんか2軍に行けーー!!!」と言われたのが印象に残っています。


-- それは2軍に落ちる前に?


そうです。大阪ドームのゲームの時に言われました。


-- 7月26日の大阪ドーム、先発片山投手、序盤で3点取られた試合ですね。その後2軍に落ち、2軍生活が約1か月ありました。2軍生活はどうでした?つらい、悔しい、がんばらなきゃ、やってらんね~、、


やってらんねーという気持ちは全くなかったです、腐ったら終わりなんで。なんとかして一日でも早く一軍に上がってたくさんのファンの前で試合がしたいという気持ちが強かったです。

ファームの試合では何万人と入ることはないですし、たくさんのファンのみなさんの前で試合ができるっていうことは、すごく幸せなことなんだなと改めて実感しました。ああいう緊張感の中で試合をすることもなかなかファームではできないことなので。


-- バスに乗って移動し、あまり設備の整っていないファーム球場が近づいてくるのが見えた時、どんな気持ちになりました?


ファームに落ちたことで見えたこともありましたし、(2軍へ)落ちた時には落ちこみかけたんですけど、これもチャンスなんだと思って、きりかえはすぐにできました。


-- 8月30日に一軍に戻ってきました。「明日、1軍に行け!」と誰から言われるんですか?


マネージャーのくらもとさんから、夜中の12時10分ぐらいに「嶋、明日から1軍の練習に参加しろ」と電話をいただいて、うれしくてすぐに2軍のロッカーに行って荷物をまとめた記憶がまだあります。


-- それは2軍の寮にいて、電話がかかってきて、、


すぐに電気をつけて、僕は2階に住んでいるんで、ロッカーのある1階にすぐに行って、全部荷物をまとめました。


-- 2008年8月30日の夜のことですね。きっとそれは何年かしても大きな力になるんでしょうね。


必ずそれを力にしたいと思います。


-- 自分を変えたひとこと、支えてくれた言葉っていうのはありますか?


大学の時に竹田監督から「正しい考え方で、正しい努力をしなさい」とずっと言われてきたので、今でも練習する時にはこうしようと思ってやっています。


-- 仙台の野球ファンからすると、竹田監督の名前が嶋選手の思い出の一言といっていただけるとすごくうれしいです。練習の方向性が間違ってるとやっぱり(だめですか?)


うまくならないですし、練習する時になんでこんな練習するんだろうと思ってするのと、ここをこういゆう風に意識しようと思いながら練習するのとでは、同じバットを振るのであっても違います。


-- バッターとして振りかえってみると、去年の打率が.183、今年が.230。打率が5分上がった理由は?


やることをひとつに決めてからボックスに入れたということもありますし、三振しても、当てに行ってピッチャーごろでも、凡退は凡退なんで、とりあえず思いっきり振って悔いのない打席にしようと思い始めてから、いい打球も飛ぶようになりました。

(また)バッティングコーチ・関川さんに日々の練習を助けられました。そうゆうことのすべてが少しずついい方向に来たんじゃないのかなと思います。


-- キャッチャーとして振りかえってみると、今年のスタメン出場は65試合、藤井さんが63試合。去年は114試合がスタメン出場。このあたりの課題は?


連敗を止めれなかったとか、この試合でなんとか、という試合でいつも負けていた記憶があるので、そういった面でスタメン出場も減りましたし、ファームの経験しました。
(来年は)連敗を止めるとか、この試合で勝ったら首位に並ぶとか、クライマックス圏内というような、大事な試合でマスクをかぶって勝ちに貢献できるようなキャッチャーになっていけば、出場機会もどんどん増えていくと思います。

来シーズンは、ここで!という試合でいい活躍をしたいなと思います。


-- 大事な試合で名前がバックスクリーンに出るというのは誇らしいものでしょう?


そうですね。今日もまた始まるなと、気持ちがひきしまる思いです。


アスラジ ゲスト嶋選手(3)に続く