「人は意外と人の話を聞いていない」というお話を昨日の記事に書きましたが
似たようなもので
「人は人の話を自分の都合のいいようにしか聞かない」
ということもあるんですね。
無料相談会に当番で出ていた時に
「自分は相続人になれるか?」という相談を受けたのですが
その方は、被相続人の“弟”にあたる方。
親族関係を聞いてみると
被相続人には、奥さんもお子さんも、お孫さんまでいるという話。
可能性としては“0”ではないけれど
相続人になる可能性は限りなく低いです。
でも、その方、大事なところは聞いておらず
「可能性として“0”ではない」
という部分しか頭に残っていなかったんですね。
限りなく低い、とか、こういう条件がすべて整えば、といったところがすっかり頭から抜け落ちてたんです。
まぁ、この話、後日談もありますが、それはまた別のお話。
「人は人の話を自分の都合のいいようにしか聞かない」
これも、肝に命じておくべきかな?と思います。