彼女はなぜ死体をゴム桶の中に保管したのか
2014年7月29日
あるアパートの2階から
男の子の泣き声が聞こえてきて警察が動いた
悪臭がする部屋の中はゴミでいっぱいだった
その真ん中で子供(8歳)は焦点を失った目でテレビを見ていた
子供を無事救助した後
警察は部屋で大きな赤いゴム桶を発見した
ゴム桶のふたを開けると変なにおいがぱっと広がり
その中にはふとんに包まれた白骨があった
さらに衝撃的なことは白骨の下に
どろどろした液体がたまっていたのだった
長い間腐敗して液体になった死体だった
つまりゴム桶の中の死体は2体だった
死体は皮膚が全部溶けてしまって
身元確認が難しかったそうだ
この2人は子供の母親であるイさん(50歳)の夫(51歳)と
内縁の男性(49歳, 職場の同僚)だった
警察はすぐイさんを逮捕した
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イさんはもともと2人の子供を産んで育てた平凡な専業主婦だった
しかし交通事故で当時6歳だった次男を亡くし
彼女の人生は徐々に崩れていく
夫婦は事故をお互いのせいにして戦い
決定的に夫の浮気をきっかけに
彼女の状態は悪化していく
彼女は職場の同僚たちと付き合うことで憂鬱感を解消し
この過程から生まれた子供が事件の男の子だ
夫の浮気を堪えることができなかったイさんは
夫に睡眠薬を飲ませて絞め殺す
内縁の男性も浮気をし同じ手口で殺した後
一緒にゴム桶に放置した
取り調べを受けたとき,
彼女は精神状態が不安定でまともな発言ができなかったという
結局懲役18年の刑を言渡し
イさんは2032年出所する予定だ
この事件は
ゴム桶の中に死体を遺棄したという点
それを部屋の中に置いたという点
そしてそこに息子を8年間放置したという点で
非常にシュールな韓国の殺人事件である
