犯人は24年間逃亡中
1998年7月19日
12歳のキム君はデパートでヨーグルトを飲んだ後
「味がおかしい」と言って倒れる事件が起こなった
キムくんは病院に運ばれたが55時間の死闘の末
この世を去ってしまった
キム君を死に至らしめたのは
キム君の父であるキム・ヨンセは1年間の船の仕事を終えて家に帰ってきた
キム·ヨンセは久しぶりに会った末っ子(キム君)に
ハンバーガーを買ってあげることにした
父子はハンバーガーを食べる前
いちご味のヨーグルトを買った
スナックコーナーに行ってハンバーガーを注文した後
キム·ヨンセはヨーグルトを開けて息子に渡す
キム君はこれを飲んだ後変な反応を見せた
「味がおかしい」って嘔吐の症状を見せたキムくんは
ヨーグルトを飲んてからわずか20分後に意識不明の状態に陥る
従業員の通報により病院に運ばれたが
7月22日にわずか3日で亡くなってしまった
調査の結果
キム君が飲んだヨーグルトには
有毒な殺虫剤であるホスフェイトが含まれていた
ホスフェイトは少しだけ飲んでも危篤になる毒性物質だ
キム君の死因は薬物中毒と判明し
外部からの注入の痕跡は見つからなかった
またキム君が飲んだヨーグルトと一緒に製造された製品の中で
殺虫剤が含まれていたのは彼が飲んだヨーグルトだけだった
このことから人々はキム・ヨンセを疑い始めたが
彼はすでに葬儀の最中に姿を消していた
7月19日、キム君がヨーグルトを飲んで倒れる
22日、55時間後に薬物中毒で死亡
24日、キム·ヨンセは警察の取り調べを受けて行方をくらます
28日、科捜研「ヨーグルトには問題がなかった」
29日、キム・ヨンセはキム君の葬儀式の途中逃走
ここまでの流れを要約するとこうなる
この事件の秘密はキム·ヨンセと共に消えてしまうのか?
キム・ヨンセの行動にはいくつかの怪しい点があった
まず事件前に彼は何度もこのデパートで
同じヨーグルトを購入したことが判明した
また、事件当時デパートの店員は
「子供が命に関わる状況なのに病院に連れて行くことなく店員に抗議をした」
と証言した
警察の「お金のために息子を殺したのではないか」という問いに
キム・ヨンセは「働いてもうけたお金がかなりある
息子を殺すはずがない」と答えた
しかし、関係者に事実を確認すると
キム・ヨンセはわずか8日間しか働かずにやめたと言われた
キム・ヨンセは状況から考えると犯人の可能性が非常に高いが
まだ行方不明の状態であり裁判すら開始されていない
本来は2013年7月17日に公訴時効が終了する予定だったが
15年が追加された2028年7月18日に延長された
事件から24年経ったが
キム·ヨンセはまだ逃亡中
ボクたちの周りにもこのようにずうずうしく
潜んでいる人がいるかもしれない