なんでこう、学生というのは学年が上がると

できるだけ薄くて小さい字で
ノートにすきまなくびっちびちに詰める

学生が多くなってくるのでしょうか?

「ノートがもったいないから」
エコロジカルですね。
成績と引き換えに地球を温暖化から救う、と。

立派だけど・・・・いいんですか?


ノートの使い方。

 1.ノートは1行あけて書く。
 2.右側は白紙でも空けておく。

これが勉強の鉄則です。(中学生読者も無視しないように)


「あける」のは、「見直し」をして例えば数学の「計算のし直し」「確かめ計
算」英語では「単語の書き直し」「発音記号の書き込み」社会では「語句の解
説」「解答の書き直し」などなどのためにあるのです。

「間違えたら問題をもう一度1から解いたらいいじゃない」
大事なとこです。勉強で大切なのは「解く」こと自体ではありません。

「わからないところ」
「よくつまるところ」
「同じ間違いをするところ」

これらをピンポイントで的確に把握することです。
毎回1から解いてたら、どこが間違いやすいか全然わからないでしょ?

それに、毎回1から解いてたら、時間がいくらあっても足りません!
ノートを見直して、書き直しの部分を見て、「あ、ここよく間違えるんだ」と
か「ここは気をつけないと」とか、そういうチェックもすぐできるようになる
からです。


また、社会や理科で後から内容を書き込むとき、マインドマップを使っている
のでなければ、継ぎ足すには空白がないと無理です。



ちなみに。
小学生を対象に調査したところ、ノートの余白と学力にははっきり相関関係が
あったそうな。
受験生は・・・・あとはあなたの判断次第。