アラフォー突入直前の秋から始めた婚活。
気づけば何の成果もないまま12月になっていました。
「クリスマスまでに何とかしたい！」
という勝手な強迫観念から、
じわじわ焦る自分がいました。
そんな気持ちから
「お見合いパーティー」に昼夜連戦で
参加することにしました。
メイクはいつも以上に気合いを入れちゃおう。
質問を増やし相手を立てる作戦でいこう。
会場に向かう電車でシミュレーションもばっちり。
第一回戦 昼の部
参加者は男女合わせて60人以上いたと思います。
いつも以上に多い参加者に面食らいましたが、
プロフィールを見て即座に
男性から会話を引き出すことにも
だいぶ慣れてきていました。
事前の趣味レーションが効いたのか
男性が話すことに
笑顔で対応する余裕もありました。
フリータイムで一人ポツンとすることもなく、
何人かの男性が私の前に座ってくださる奇跡まで。
「なんか今日イイ感じじゃない！？」
そんな期待を胸に結果発表。
結果は…
ざんねーん。
第一回戦はカップルになれませんでした。
しかし今日は第二回戦が控えていることもあり、
冷静に事態を受け止めることが出来ていました。
「何がいけなかったんだろう？？」
「お見合いパーティー」では
最後に主催者から封筒が渡されます。
その中には今回のパーティーの結果だけでなく
自分が申し込んだお相手の人気度や
さらには自分の人気度まで書かれている
通知表のようなものが入っています。
結果を見てみると
私が申し込んだ男性は人気の高い男性ばかり。
お見合いパーティーはカップルにならないと
なにも始まりません。
人気の高い男性とカップルになることは
至難の業です。
一方で今回はうれしいことに
私に申し込んでくれた方もいた
ということも分かりました。
よくよく考えてみるとその方たちは
フリータイムで話しかけてきてくださった男性でした。
会話が結構盛り上がっていたにも関わらず
私がお申込みした方とは少しタイプが違っていたので
第一候補グループには入っていなかったのです。
（なんてもったいない！）
つまり自分の好みにこだわるのではなく
会話が盛り上がったら申し込んでみればいいんだ！
これが出会いのチャンスを広げるわけですからね。
婚活中はいろんな方に会ってみること、
とっても大切なんです。
婚活苦戦中の私にとって
これが分かったことは本当に大きな収穫でした。
さらに主催者から頂いた封筒の中には
参加者の男性のメアドの紙まで入っていました。
この紙はカップルになれなくても、
希望すれば主催者が希望する相手に渡してくれるものです。
こんなことははじめてでした。
カップルになれなかったにもかかわらず、
ウキウキした気持ちでいっぱいでした。
「さあ、第二回戦までお茶してよっと。」
「頂いたアドレスにメールでもしちゃおうかな。」
こんなことを考えながらエレベーターを降り、
会場の外に出ると
ある男性から声をかけられました。
「あのー、カップルにならなかったんですか？」
その方はフリータイムで私に話しかけてきてくだり、
メアドも下さった方でした。
私が会場から出てくるのを
待ち伏せしていたのです。
続く
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