こんにちは、こんばんは『伍猿堂』です。


昨日は略筮法のサイコロを紹介しましたが


今回は

中筮法の時はどんな筮具ですか?ということで


まず最初は、神蓍(しんし)


 

 

これは断易でよく使われますが、中筮法でも使えます

赤いサイコロ3つ黒いサイコロ3つ入れて、振って出た小成卦で陰(⚋)陽(⚊)を見ます。


赤    赤3つは上卦


黒    黒3つは下卦


老陽(乾)でひっくり返る事ができる変爻で老陰(坤)となります(⚊ → ⚋ となります)

老陰(坤)はひっくり返る事ができる変爻は老陽(乾)となりますよ(⚋ → ⚊ となります)


少陽(⚊)は、震、坎、艮

少陰(⚋)は、兌、離、巽


こちらは変化しません


例えばこんな感じ




大岳易はこの小成卦(左端のやつ)これも占断の参考にしたりします。


次は小成卦見ないで得卦と之卦だけと言うなら


擲銭法


普通は古銭3枚使うんですけど


古銭は、原書房さんや鴨書店で扱ってます


どうするかといいますと


表3枚で老陽(⚊)で変爻して老陰(⚋)となります

裏3枚で老陰(⚋)で変爻して老陽(⚊)となります


裏裏表は少ない方を取るので少陽(⚊)

表表裏は少ない方で少陰(⚋)


となります


古銭無ければ、日本の小銭3枚で大丈夫です



では又