お茶セットのお茶菓子の下に敷いてある紙


懐紙・かいしといいます


懐紙とは和紙を二つ折りにしたもので、懐中していたので「懐紙(かいし)」といいます




基本的な懐紙の大きさ(男性用・女性用と大きさが違います)


昔は歌を書いたり、茶器を拭いたり、菓子をのせたりして使っていました


また、和食を口に運ぶ際、汁などが垂れないよう手を添える(これを「手皿」といいます)のはNGで


器を持ちあげるか、懐紙を添えるのがマナーのようです



さて、基本的なことから・・


お茶席などで、お菓子を自分でとる場合は


懐紙を単に二つ折りにしてを手前にして置きます。






「わ」が下になるように自分の前に置きます。



そしてその上にお菓子をのせます。この場合、わざわざ懐紙をずらして折る必要はありません。

ですが


お客様に始めから懐紙の上にお菓子を乗せてお出しする場合は懐紙をずらして折って出します


(ただし、この場合も必ずずらして折らなければいけないことはありません。)



折りかたには二通りあります。


〇慶事用の折り方


 


〇弔事用のの折り方







通常は無地ですが、四季折々の柄がついた懐紙がたくさんありますよ




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