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3月ドイツ消費者物価指数、EU基準で予想下回る




[ベルリン/フランクフルト 28日 ロイター] -ドイツ連邦統計庁が28日発表した3月の欧州連合(EU)基準の消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比で0.9%の伸びとなり、市場予想の1.0%を下回った。欧州中央銀行(ECB)に、ユーロ圏内のデフレ回避策を講じるよう圧力が強まる可能性もある。前月比でも0.3%上昇と、市場予想の0.4%を下回った。エネルギー価格が前年比で1.6%下落した。ただ2月の2.7%ほど落ち込まなかった。1月は1.8%の下落だった。非EU基準の消費者物価指数(CPI)の伸びは前年比1.0%、前月比0.3%。予想はそれぞれ1.1%、0.4%だった。INGのエコノミスト、カーステン・ブレゼスキ氏は、ドイツ経済のデフレ傾向は今回の指標で確認されないと分析。「エネルギー価格が予想外にさらに下がらない限り、今回の指標が今年のドイツ主要インフレ指標の最低水準となるだろう」と話し、インフレ率の伸びが向こう数カ月間で拡大し、夏季にかけて落ち着くと予想する。スペインの3月CPI速報値は、約4年半ぶりの大幅な低下となっている。これらを踏まえ、31日に発表されるユーロ圏の3月CPI速報値が市場予想の0.6%を下回る伸びとなる可能性も指摘される。ECBの目標は2.0%をやや下回る水準だ。クレディ・アグリコルCIBのシニアエコノミスト、フレデリック・ドゥクロゼット氏は「最低でもECBは金融政策スタンスについてこれまで以上に熟考し、ある種の流動性政策や、フォワードガイダンスを一層強化する余地を残す可能性もある」と分析。ただ、ユーロ圏CPIの上昇率が0.6%となっても、来週にも金利引き下げを行う決定打にはならないとの見方を示した。


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