愛媛県内子町は、平成28年2月に創建100周年を迎える芝居小屋「内子座」の記念事業の概要を発表した。狂言師の茂山千三郎氏らが、地元独自の創作狂言を住民とともに舞台化するなど、伝統芸能の継承を軸に26~28年度にかけて実施する。 内子座は木造2階建てで大正5年に完成。回り舞台や花道、升席などを備えた本格的な劇場として、芝居などが盛んに上演された。老朽化のため取り壊す予定だったが、昭和60年に町並み保存事業の一環として復原された。 茂山氏は平成23~24年に内子座で狂言を上演し、住民らの人気を博した。茂山氏は「子供から『狂言を見に行きたい』という声が上がれば、狂言は町に根付く」と話し、児童が参加する内子独自の狂言スタイルの実現に期待した。
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韓国芸能雑誌 GEEK(ギーク)2014年 3月号