どうも一年ぶりの五右衛門です

 

 最後のブログが二年前、さらにその前が4年前となんともな遅筆ぶりですが、久しぶりに管理画面を覗いてみたら一日平均3人くらいの方が見てくださっているようで不思議な気分です

 

 備忘録程度の個人的なお話なのですが、それなりに頑張った結果そこら辺の大学生はそこら辺の社会人に進化することができました。もちろん一般人の範囲ですが、まあいろいろなことがありました。

 

 正直このブログを定期的に動かすつもりは無いのですが、まだ見てくれる方が多少なりとも存在すると分かったので一筆させていただいている次第です。

 

 ブログが続かなかった大学生は、順当な進化を遂げてあんまり使い物にならない店員へと進化したようです。僕のブログを読んでくれていた方はなんとなく察していたかもしれませんが、どうやら僕は無能であるというのが一年近く社会人をやって気づいた小さな成果です。正確に言えば、向いていない事には誰の期待値をも下回るレベルで使えない存在だったというべきでしょうか。

 

 ぶっちゃけた話それは大抵の人間で同じことでしょうが、向き不向きのうち不向きの部分が社会的に広く必要とされている分野だった人間がいわゆる「無能」であると感じるのです。僕はそれでした。

 

 それでも誇れるところはありまして。僕は全国区とは言わずとも関東を中心にそれなりに広い範囲にお店を広げている量販店に店員として勤めています。その中でもそれなりに大物な商品2種の販売数が2~300人いるその年の新入社員の中で一位だったそうです。とっても嬉しい。

 

 この出来事から言うに、僕はその商品を売る事には「向いている」のだと思います。ただ、お店の中での僕の評価はかなり低いです。それはなぜかというと、

 

・挨拶に元気がない

 

・ホウレンソウができていない

 

・販売も業務もスピードが遅い

 

 などと人間として基本的な事柄が出来ていないからです。極めつけに、

 

・言われた仕事をできない

 

 というのもあります。直接言われたことはありませんが。

 

 つまるところ、向いている向いていない以前に、人間として大事なあれこれが出来ていない……というのが、僕が出来損ないであるという根拠に当たります。入社してから一年近くの間あまりにその事実を突きつけられ続けてしまったもので、こうして文を打ち込んでも全く心理的ダメージがありません。事実陳列罪なんていう面白い言葉もありますが、僕が警察ならこういう事を言われても手錠をかける気にはなりません。

 

 しかし毎日を生きるという観点から見れば、辛いものは辛い。何が辛いかって、そりゃもちろん独善的な意味で辛いです。仕事ができないのが辛く、進歩が無い事が辛く、長所より短所が目立つことが辛い。

 

 偏った面で見れば、あるいは読者にとって都合のいい展開をするラノベ的表現をするならば、僕は

 

「普段は怒られてばかりだが、結果は出している男」

 

 と言えるでしょう。あくまでも、偏った表現をするならば。ただそういう人間は現実的かつ客観的に見れば、

 

「局所的に結果は出しているが、ミスばかりで会社の雰囲気を損なう男」

 

 となるのが正常だと思います。

 

 ぐだぐだと文を垂れ流していましたが、結論として僕は今勤めている会社を数年のうちにやめると思います。もちろん上位数%の実績が出せなければ数十年スパンで見た場合給料が上がりにくいからという現実的な面もありますが、一番の理由は自己保身です。お世話になった会社を、仕事が出来ず怒られるのが嫌だからと言う理由で辞めます。

 

 そしてその後ろ足で砂をかけるような行為を、ブログとして文章にまとめることによって「僕は僕自身が性格の悪い人間であることを認知しているため、世間一般から見ればまだマシな人間である」という自覚を持ちたいのです。ここまで記していることを含めて。

 

  悲しい話ですが、ここまで自分の卑劣さを認識していながら、僕はこのブログを投稿します。そして皆さんが読んでいる時には、既に投稿されています。

 

 一人の社会人もどきのリアルとして読んでいただけると幸いです。創作やペルソナとしてどなたかの参考になれば、少しでも社会貢献になれたという事でしょうしもっと嬉しいです。

 

 また関係のない話ですが、このブログからは追えない全く別の名義で小説を投稿しています。R=18なやつです。消費では発散しきれないリピドーを爆発させるイメージで書いています。低俗な書き方をすれば、自給自足の為に書いています。

 

 ただそういうことをしていると、「普通の文章」も書きたくなるんですよね。普通といっても色々ありますが、この場合だと世間一般に出しても法に触れないという意味合いです。

 

 という形なので、もしかしたら、もしかしたらまた投稿があるかもしれません。4年前に読んでくれた方、気が向いたら目を通していただけるととても嬉しいです。今度は映画レビュー中心にはならないと思います。約束が全く果たされなかった経歴もある事ですし予告もしません。

 

 広いネットの海に投げ出された瓶詰の手紙がだれか一人の目にでも触れてくれれば満足です。読んでも得るものもさしてないであろう僕のリアルを最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 次は、二年後にはならないように。