☆WORKING!!の演出は勉強になりますよ
2話を見ていて気づいたんですが、WORKING!って随所に工夫してる部分が多くあるんですよ。
ポイントはヒロイン”ぽぷら”に対する画面作りについてです。
ぽぷらというキャラは小学生に間違われるほど、ちっちゃくてかわいい女子高生というキャラ。
そのため、他のキャラと並ぶと頭ひとつ半~ふたつほど低い位置にきてしまいます。
なのでぽぷらを画面にちゃんと収まるように、カメラアングルをいろいろ工夫されています。
例えばカメラをわざと下からなめるようにしてみたり、カメラを上から見下ろす形にしてみたり、
普通のアニメや実写に比べて、キャラとカメラの位置を遠くにして少し引きの絵にしたりと。
いろいろ工夫しています。
また、この工夫によってより一層、ぽぷらというキャラの小ささを視聴者に印象付けることができています。
例えばこのシーン。
主人公からぽぷらを見下ろすカメラになり、ぽぷらがかなり背が低くて小さいということを印象付けることができています。
また他の会話してるシーンでも
1:ぽぷらの顔アップは見下ろしたカメラ
2:他のキャラのときは見上げるカメラ
というような、一定の高さ(ぽぷらと他のキャラとの中間の高さ)を意識したカメラの位置をキープすることによって、ぽぷらをうまく画面に映しこむことと同時にぽぷらの小ささも強調できる演出にできているように思えました。
監督やコンテマンはこういう目線で画面作りをしているのかって意識して、このアニメを見るとより一層おもしろいと思いますね。
将来、演出や監督になりたい人はこういう目線(カメラの位置や高さ・画面に対してキャラの位置の変化)でアニメやドラマを見ると、新しい発見がうまれてくると思いますよ。
売り上げランキング: 11
ブログランキング参加中です。クリックお願いします。
![WORKING!! 1 【完全生産限定版】 [DVD]](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51IdHLNckSL._SL160_.jpg)