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あなたはアイディアを出すのは得意ですか?
かなりの方は、
アイディアを出すのは苦手と答えます。
しかし、
ビジネスはアイディアの連続です。
しんどいですが、
ここは避けては通れませんね。。。
アイディアを出さなければならないとき、
机の前で、う~ん、、、と腕を組んで考えていませんか?
それ、ダメな典型的なパターンです(笑)
私も以前はそうでした。
もんもんとして、思考が堂々巡りするだけですよね。
思考は、「作業」なのです。
そこに気づいてから、
私がやり始めた方法をご紹介します。
それは、たったひとつの言葉で言い表せます。
「アイディアを捨てる」
これだけです。
具体的に言いますと、
印刷済みで使わない、
ウラが白いコピー用紙をたくさん用意し、
頭に浮かんだことを、
そこにひたすら書いていくのです。
考えてはいけません。
脳みその中を、
どんどん書いていくこと。
短い文章、たとえば「○○を■■する」とか、
単語でもかまいません。
そしてとにかくたくさん書くことに集中するのです。
とにかく紙に、あなたの頭のなかに浮かんだことを、
書き捨てていくことです。
答えは必ずあなたの中に見つかるのです。
なければ、本を読んであなたの中に知識を入れてください。
そしてまた、書き捨てる作業をしてください。
くれぐれも、考えてはいけません。
そうすると、これかな、というアイディアを思いつきます。
それはいくつか出るのですが、
そこで思考に入ってはいけません。
それも紙に書き捨ててください。
そして書き捨て続けていると、
また同じところに戻ってきます。
それが何度か続くとなると、
正解である可能性が高いです。
仕事には締切がありますから、
許される限り時間を使って、
この作業を行なってください。
これだけです。。。
実は、捨てているのは、
あなた自身の経験や感情からでてきているものです。
それを捨て切ったときに、
思考は普遍に向かい、
あなたの経験や感情の限界を超えるのです。
普遍は広がりを持ちますから、
いろいろなこととつながっていきます。
そこに生まれたつながり、組み合わせが、
効果が出るアイディアなのです。
自己を捨てる、というのは、自己の否定です。
その否定から止揚(アウフヘーベン)が起こる、
というわけなのです。
という理屈はどうでもいいですから、
ぜひ何度も実践してみて、
その実感をつかんでください。
慣れてくると、結論が出るのが早くなります。
アイディアが浮かんだときの気持ちよさが、
あなたの「我」が昇華し、
普遍的なアイディアである証拠です。
オススメですよ。