マドリッドには5時頃到着。
マドリッドに来たのは近郊のトレドの街に行くためです。
トレドまでのバスが出てるという場所に行ったけどターミナルが見当たらりません。。
それっぽいバスも見当たらないよ(-。-;)
15分ほどウロウロしてターミナルは地下にありました。


マドリッドからバスで1時間でトレドに到着。

バスを降りるとすぐに丘の上に立つトレドの旧市街が見えます。
 
まずは街の外観を見ようと外周を歩くよ。

 


 

観光地になってる旧市街を見ていつも思うんだけど、なんでこんなにかっこいいかなあ。
日本には旧市街っていわれる場所はほとんど無いからね。
あっても小規模だし、本当にうらやましいよ。
 
外周を歩くと4kmくらい。
街の景色が良かったからあんまり疲れなかったなあ。



この橋を渡ると旧市街に入ります。

 
右側に木が植えられた公園がある道を歩いていると、右の方から突然冷たいものがかかってきました。
そして僕のすぐ後ろで女の子の悲鳴が。
振り返るとカップルが僕を指さして騒いでます。

「あなた、大丈夫?あの木から鳥のフンが降って来たのよ!」

服を見てみると鳥のフンだらけ。。
リュックは服以上に可哀想なことになってたよ。
リュックを下ろしてカップルかティッシュで拭いてくれました。

ん?これは噂のケチャップ強盗か?


ケチャップ強盗とは、すれ違いざまにケチャップをかけて親切に拭いてくれるふりをしてその隙に荷物を持ち去ってしまったりスリをしたりする手口。
南米では有名な手口で、ヨーロッパでも流行ってるらしいよ。初めはケチャップだったけど最近は色んなものをかけるみたいです。

でも汚れたままには出来ないので、僕はリュックの端を握ったまま目を離さないようにして一緒に拭きました。
結局何も盗られないままカップルは去って行きました。
一見、親切で拭いてくれたようだけど僕は冷静。
あれは絶対にケチャップ強盗。
だって鳥のフンが冷たかったもん。
できたてほやほやのフンは温かいはずでしょ。
それに鼻を近づけても臭くなかったし。
過去に鳥のフンの被害に遭ったことがあって、その時はとっても臭かった。。
どこかで偽物の鳥のフンを調合してきたんだろうね。
きっとスキがあれば何か盗られてました。
走れなさそうな体格の2人だったので、おそらくカバンから何か抜こうとしたのかな。
何か盗られてからじゃ遅いから用心にこしたことはないね。
後でカバンの中を確認しても何も盗られてませんでした。


これが鳥のフンではないにしても他人から見れば鳥のフン。
必死に汚れを落とそうとティッシュで拭いたけど落としきれず、今日は鳥のフンもどきを身にまとったまま観光です(-。-;)

可哀想なTシャツ。。 





丘の上にある街なので階段や坂がたくさんあります。
登ったり降りたり....疲れるね。  


サンティアゴ・デ・コンポステーラ同様に教会が点在してます。









 サンティアゴ・デ・コンポステーラと違うのはここはいかにも観光地。
聖地が作り出す重苦しくも神聖な空気とは違って気楽な感じ。
大道芸人も見かけるしね。



トレドのカテラドル(大聖堂)。
めーちゃめちゃでかい!











歴史を感じれる教会っていいね。
でもコーカサス地方の教会の方が僕は好きだなあ。
小さいけど自然との調和が素晴らしいからね。


旧市街の裏にあたる場所から入った僕は最後に正面へ。



立派な門だね。
 

宿に帰ってさっそく洗濯。
全然落ちないよ。
全くどんな調合したんだい?


服をベランダに干してちょっと外出。
帰ってくると干してた服が無くなってました。
落ちた?盗られた?
フン付きだしまあいっか( ̄ー ̄;

ドイツ人2人とイギリス人とでビールを飲んで、おやすみなさーい。


明日はモロッコに飛びます。



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