最近、そう言えば大きく心境が変わっているなと感じます。
2016年9月26日から介護がはじまりました。
あまりにふらつき、転倒が多くなり
歩くときは手を添えてやり、オシッコのときやウンチのときはシートの上で足が滑るので、ほぼ抱える形で出るまで支え
夜はその時から少しずつ眠ってくれなくなり、夜中に何度も起きては夜鳴きをしていたMackさん。
10月になるとバギーにも寝て乗るようになり、更に歩けなくなっていき…
11月には急性膵炎での入院で全く歩けなくなるどころか立てなくなり、完全介護になりました
オシッコも圧迫、ウンチも絞らなくてはいけない。
夜はお薬による睡眠コントロールで、なんとか寝てくれるようにはなったけど、夜中に起きて眠らなくなることや、急に興奮し出してしまい、賃貸なので車でうるさくしても大丈夫な田んぼのど真ん中へ行ったり
マイナスの変化はとても悲しくなるもので
急な生活リズムの変化はとても大きなストレスでした
はじめの頃は、毎日このまま死んじゃうんじゃないかとか、もう長くないんだとか。
悲観の気持ちがとてもあって。
私なんかがMackの飼い主じゃなかったらもっと歩けてたかもしれない。
他の年上のわんちゃんでも歩けてたり走ってたりするのに、私のせいだ!って思ったり。
夜になれば寝れずにイライラしたり。
そのたびにここでボヤいては助けられましたね
その節はありがとうございました
はじめの心境変化は、ほぼ開き直りと言った方がいいですね
もういいや、夜もう寝なくても良いよ
と思ったのがはじめの心境変化。
もう、寝られなくてハイにでもなったんでしょうか。
でも不思議と、そう思うことでストレスが大幅に減りました。
そして何をしててもMackが寝そうなら手を止めて一緒に寝てしまうことにしました。
これは私が専業だからできたことですね
仕事をしながらの介護なら、また違うルートで心境変化をしたのかな
眠れると更にイライラが減り、気持ちに余裕が出てきました。
どうせ天に決められた時間は決まってる
むしろ膵炎で峠を越えたMackさんの今はボーナスタイムなんだから、介護を精一杯楽しまなきゃ
とはじめたのが寝相アートでした
Mackさんが吠えないように抱っこしながら部屋中歩き回ってる間でも、次の祝日やイベントデーはどんな写真を撮ろうかな
なんて考えるのがいい気分転換になりました
それでも、介護をはじめてからはじまった食い渋り
そしておびただしい薬の量には若干イライラしていました。
凄くいやそうな顔をして薬を飲むMackさん
それでも飲ませなきゃいけない私。
また、私なんかが飼い主じゃなかったら~
と思うことはありました。
でも最近はこう思っています
Mackのことをこの世で一番理解していて、Mackさんのことをこの世で一番考えてる人間は
私以外には居ないのだから、私以外にMackさんの飼い主はいない
Mackの姉ちゃんは私なんだから
もちろん、嫌なこともしなきゃいけない
そしてたまにはイライラすることもあるさ。
だけど、いつもニコニコして
老いを受け入れ、出来ないことを認めて
今出来ることをやる。
子育てと同じように、時間が慣れさせてくれるし
時短テクみたいのとか、うまい手の抜き方とか
だんだん習得してくるんですよね
私の気持ちの余裕が、私がイライラしてないことが
Mackさんにも良い影響を与えて
またMackさんは頑張って座れるようになったんだなって
いつその時がくるのかわからない、そう遠くないと思うし、きっとその時はこの世の終わりのように深く深く悲しいだろうけど
今目の前に居るのだから、精一杯楽しまなきゃって思ってます
私の精神を鍛えて育ててくれてるんだと思います、Mackさんは
私の人生に彼は必要だった。
きっと彼にとっても私は必要だった。
だからめぐりあった。
私の成長と結婚、出産
そして娘の成長まで見守ってくれているMackさんですからね
今は家族みんなでMackさんを見守っています
Mackさんと暮らし始めた頃はそんなに犬が好きじゃなかった夫も、どんどん犬好きに染まり
基本外で犬を見つけてはニヤニヤし、先日は『Mackって手触りだけで可愛い』って私が言いそうなことを言うまでになりました
旦那さんが犬好きになってくれたのもMackさんのおかげ
娘さんが獣医志望なのもMackさんのおかげ
きっと介護の日常が家族に与えてる影響はとても大きいとおもいます
そして、それはいい影響なんだと思います
介護をはじめたばかりで、困惑する日々のママさん、パパさん
つい夜眠れなくてイライラしてしまうママさん、パパさん
介護の時間は愛犬からのメッセージでもあるとおもいます
姉ちゃんは、そんなパパさん、ママさんを応援していますよ