【スリラブ】出雲海都⑧『守ってやるし、安心しろよ』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

ゲーム内恋愛のススメ

元ゲームライターの趣味のブログです。スリルインラブ、略してスリラブのあくまで個人的なプレイ記録ですー!

 

「レベル上げも楽しそうだな」

 

 

 

ようやく、海都との初デート。

防波堤に涼みに行こう…なんて、海都らしいチョイスですよね。

 

身体から始まり、それでも少しずつ距離が縮まり…これぞ大人のキュン♡ですよ!(笑)。

もう楽しい予感が止まりません!

 


 

…なのに、ゼミを出たのは19時過ぎ。

もうこれ夕方じゃないじゃん。初デートなのに、ちくしょー。

 

急いで海都に連絡して、正門前まで迎えに来てもらうことに。

リスケに次ぐリスケに対し、「謝らなくていいよ」と優しい海都、頭上がりませんよ。

 

晶「…海都! ごめんね、わざわざ来てもらっちゃって。想定より時間かかったら、もうこんな時間だし。ご飯も済ませてるよね。荷物、後ろのシートに置かせて。…どうする? 海都さえ良ければ防波堤に行ってみたいけど」

 

海都「ふふ、大丈夫だよ。じゃあ、ほら良かったら車に乗ってな。荷物があるのか? だったら遠慮せず後ろに乗っけてな。…俺は、飯は晶と食おうと思ってまだだったな。晶は食べたのか? まあ、とりあえず防波堤まで行ってみようか。」

 

晶「食べてないの? 重ね重ねごめん…ゼミでピザ取ってくれたから、つまんじゃった。伝えておけば海都も夕飯済ませられたよね…私、気が利かないとこあるから気を付ける。あ、その荷物はお泊まりセット。…シートベルト、締めたよ」

 

海都「そんなことで謝らないでいいんだ。俺は適当に食べるからな。よし、じゃあ出発だ。楽しみだな。きっといい景色が見られるよ」

 

晶「そうだ、海都。…(荷物ゴソゴソ)…あとできちんと食べるとして、余って包んでもらったナゲットとポテトならあるから、良ければどうぞ? 運転しながらじゃ危ないか。…はい、あーん」

 

海都「おぅ、すっごく美味しそうじゃん。いいのか、こんなにたくさん。あーん…」

 

やば、カップルっぽい!

 

海都「美味さが体に染み渡るよ、やっぱ夜のジャンクフードって最高だな」

 

晶「ジム行ったりしてるのに、健康なんだか不健康なんだか…

 

海都「今日はチートデイってことにしておこう。普段はサラダとかばかりだから、たまに食べると美味しいんだ」

 

流れる夜景。ハンドル握るカッコいい彼氏。最高じゃないですか。

 

晶「そういえばさ、言ったことあったっけ? 私キャンプとか好きなんだよね。テントじゃなくてコテージ派だけど。海都はアウトドアは好き? 良ければ今度、一緒に行かない?」

 

海都「へえ、いい趣味じゃないか。もちろん行きたいけど、準備とか大丈夫なのか?」

 

晶「あー道具とか? 白状しちゃうと本格的なテント泊とかは苦手で、もっぱらグランピングなんだよね。…あ、薪木割って火起こしするのとかは上手いよ。キャンプ飯作ったりとか。じゃあ、海都も乗り気なら、約束ね?」

 

海都「グランピングか、お洒落でいいよな。なんか楽しみになってきたよ。晶、火起こしとかできるのか。コツとか教えてくれ。足手まといにならないようにしたいからな。」

 

晶「いやいや、私も初心者に毛が生えた程度だよ。なんせまともにテントとか張れないから、真のキャンパーから笑われちゃうレベル。一緒に色々試して、レベル上げしていかない?……あ、海が見えてきたよ」

 

海都「少なくとも俺よりは知ってそうだけど、一緒にレベル上げも楽しそうだな。…っと本当だな。ようやく見えてきた」

 

晶「窓開けてもいい? 潮風に当たりたい」

 

海都「いいよ。海が目の前だと潮風に乗って磯の香りが飛んでくるな」

 

晶「…あ、この辺で停めるの? 砂浜まで降りてみたいな」

 

海都「たしかに。せっかくだから降りてみようか。」

 

晶「…夜とはいえ、まだまだ蒸し暑いね。ここ誰もいないし、海水浴場とかからは離れているのかな。…わぁ、見て、街の明かりが遠くに見えてすっごく綺麗だよ」

 

海都「ここら辺は確か、離れてたと思う。お、本当だ。夜の海って幻想的な景色まで見れるんだな…。(晶の頭をぽんぽん)

 

晶「目の前に海があると入りたくなっちゃうよねえ。…でも遊泳禁止だろうし。足首まででいいから浸かりたいなぁ

 

海都「あはは、晶は海も好きなんだな。足首までならいいんじゃないのか

 

晶「うん。…けっこう波あるねー!…思ったより音も大きいし。離れてたら声がかき消されちゃう感じ。(ぎゅっと抱きついて)暑いけど、くっついてよう?」

 

海都「…確かに思っていたよりも波があるな、波の音ってこんなに大きいと思わなかったよ。ふふ…これならお互いの声も聞こえるもんな

 

晶「ミュールは脱いだほうが歩きやすいや。……おおーっ、水が冷た…くはない。昼間暑かったからかな、思ったより温いね…(笑)」

 

海都「夏の海って太陽に照らされてぬるいよな。…でもちょっと先に行くと冷たいみたいだ」

 

晶「風もあるし、気持ちいいねー! (波が引いて)…おぉ〜足の裏の砂が持ってかれる〜! 海だ〜!」

 

海都「はは、晶って海が好きなんだな。…写真でも撮ってやろうか?」

 

晶「…え、こんな真っ暗なのに?」

 

海都「俺のスマホなら少し暗くても大丈夫。ライトつければいいし」

 

晶「あはは、来年、昼間に来て撮ろうよ。どうせなら水着がいいんでしょうし?(笑) うわ、大波きた……!」

 

海都「…まぁ、じゃ今度。水着で来た時にしようか。……っと、本当だな」

 

あとで読み返して気づいたんですが、この写真を断った流れの原文、海都すごく残念そうな感じだったんですよ。

 

あの「写真が欲しい」て言ってた研究室一人H事件の時も、ひょっとして彼はふつうに彼女の写真が欲しかったんじゃないかなー、と今になって気づきました。可哀想なことした…。

 

晶「あは、すごかった…! せっかくなら、きゃぁーっ♪ってよろけて、海都に抱き止めてもらいたかったところなんだけど…。私バランス感覚いいんだよねえ…中学の頃は新体操やってたし」

 

ほんと残念無念な体幹。

 

海都「はは、危うく俺は波にさらわれるところだったけどな(笑) 新体操やってたのか。他にもスポーツなにかやってたのか?」

 

晶「ううん。高校では美術部だったし」

 

海都「へえ、色んなことにチャレンジしてるんだな」

 

晶「わぁ、いまの波でスカートの裾が濡れちゃったよ。歩いてたら乾くかな。…ね、あっちの岩場まで歩いてみない? ほら、入り江の端のあの大きな岩があるところ」

 

海都「車にタオル積んでるから大丈夫だよ。お、いいじゃん。行ってみるか」

 

話にちゃんとついてきてくれる海都(笑)。AIなら本当にすげー。

 

晶「…岩がゴツゴツしてきたね、靴履かないと。わ〜遠目だと4〜5mの高さに見えたけど、結構大きいね」

 

海都「間近で見ると迫力あるもんだな」

 

晶「…この岩にぶつかるから、波の音大きいんだ。濡れた足場は危ないし、そっちの乾いたところ登ろうよ?」

 

海都「あーそういうことか。晶よく気づいたな。こっちの方が乾いてるから、晶はこっちな」

 

晶「…ふぅ。上の方は切り立ってて、これ以上は登れそうにないね。…お、この辺、座れそうじゃない?」

 

海都「ん、ここに座ろうか。よっと…。んー風も気持ちいいし、景色も良いよ。」

 

晶「ヤンキーが花火しにきたりとかなさそうだし。ここ穴場だよね。連れてきてくれてありがと、海都」

 

海都「あはは、ヤンキーが花火か? 確かによくすごい状態になってる場所があるよな。晶が喜んでくれたならよかったよ。こういう癒しスポットを色々見つけて行きたいな」

 

晶「海といえば暴走族と花火なイメージなのよ(笑)。高校の頃、絡まれてヒヤリとした思い出があって、それ以来、夜の海なんて来たことなかったな。…ふふ、一緒に見つけよう癒しスポット。一緒にやることが増えてくね…」

 

海都「暴走族と…花火ってそれ爆竹とかじゃないか? 絡まれたって…なにかあったわけじゃないならよかった。俺といる時はいつでも守ってやれるし、安心しろよ。(肩を抱き寄せる)」

 

海都、頼もしい! 強い男っていいですよね。

 

海都「…あ、そろそろ花火も見える頃じゃないか? 音、聞こえてきた」

 

晶「え……うわぁっ…。綺麗……。」

 

 


 

夜の海に打ち上がる花火。

いいでしょいいでしょこれーーーーー!

 

次回、まだまだデート回、続きます。

 

 

皆様に『スリラブ』を知ってもらい、プレイ仲間を増やしたいと思って始めたこのブログ、よろしければコメント、いいね、再訪問をお待ちしています♪