約1年前に譲渡したチャービイとカービイ。
覚えてらっしゃいますか?
チャービイは漏斗胸だったので、何度かこのブログでもレントゲン画像とともに紹介していた可愛い茶とらくんです。
先月に里親さんから、彼女と別れて同棲解消をするので、猫は当初はそれぞれ1頭ずつ、または2頭をどちらかがと考えていたけど、最終的に新しい里親さんを探したい(イコール飼育放棄)となったと連絡がありました。
若い同棲カップルではあったけど、私は彼の誠実そうなところを信頼して譲渡していたので、こういう展開になるなんて全く予期してません(もちろん、そういう方にしか譲渡はしませんが)でしたが、そういう決断をした相手を信用することは困難なので、こちらで引き取ることとしました。
猫の里親さんの譲渡条件に、同棲カップルお断りのところがとても多いのですが、それは別れた時に猫を手放す選択をするのが多いからなのだと思います。
でも、本当に同棲相手と別れたらもう飼えないものですか?
同棲相手と別れたら、猫の飼育もできないほど経済状況が悪くなりますか?
本当は飼えないのではなく、いらなくなるのではないですか?
相手との思い出の詰まっている一緒に飼っていた猫は、いらないのではないでしょうか?
その猫の存在を新しい彼女や彼氏が嫉妬するのでしょうか?
(そんな相手に魅力はありますか?)
それとも相手に未練があると、思い出の猫がいると思いが絶ちきれないのでしょうか?
(その逆もまた悲しいけど、、、)
私は、一人暮らしだから、とか、男性だから、とか、同棲カップルだから、とか、小さいお子様がいるから、とか、時代とともにライフスタイルにも多様性のある現代からまたこれからにおいても、その形だけで譲渡しない、という風にはしたくないのです。
何よりも、何があっても責任もってその猫の生涯を引き受けてくださる方に猫を譲渡することが、保護した猫への私の責任なのです。
だから、今回猫が1年足らずで戻って来てしまったことは、そういう相手に譲渡してしまった私の責任なのです。
猫たちに、今度こそ本当の家族の元へ送り出すことが、私の彼らにしてあげられる唯一の償いです。
彼の為にも、安易に命を引き受けてしまったことに対する責任をきちんと果たし、今後の人生を頑張って生きていって欲しいと思います。
それが、契約云々の前に、人として大事なことだと思います。
これは、飼い主のいない猫を減らす活動の一環で行っている里親さんへの譲渡なのです。
「やっぱり飼えません」と言うことでは、活動全体にも影響を及ぼすのです。
猫がかわいそう、、だけの話ではありません。
ですから、お願いです。
安易に猫の里親にはならないでくださいね。
20年経ってライフスタイルが変わる方は沢山いますが、何があっても猫との生活を守ってください。
そして、本当にどうにもならない事情があったとき、必ず相談に乗るので、知らぬ間にどこかに捨てたり、は絶対しないでくださいね。
今回、そこだけは感謝しています。
「猫ちゃんの里親譲渡会IN高井戸CHICHI」
帰ってきたよ❗
Instagramの動画です!
↓
ニシ♂・ビビリ、人馴れイマイチ、オモロー顔、ナベアツ似、カワイイ
ヒガシ♂・ビビリだが甘えん坊、いまだに先住のおっぱい吸ってる、人馴れしている、ややKY、カワイイ
どちらもヤンチャ、かなりの食いしん坊、留守中はイタズラ注意、兄弟一緒希望
お留守が少ないか先住さんがいれば、1頭ずつでも可。




