ゴジラだぁ~!
一年に一回は観る映画があります。
それが“ゴジラ”(1954年)です。
子供の頃は、怖かったのに
テレビで放送されるのを熱望していました。
その頃はテレビで“ゴジラ”だったのです。
あれから何度も観ていますが、
それにシリーズ化されても
テレビで、劇場で、今はDVDで
ゴジラを観てきました。
やっぱり、リアルタイムでは観れなかったのですが、
(まだ生まれていなかったもので…)
第一作である“ゴジラ”が素晴らしいですね。
ゴジラが初めて上半身を現わすまでの緊迫感、
やがて東京に上陸して破壊の限りを尽くすゴジラ。
その後に残ったのは、
まるで敗戦直後の日本の映像そっくりであり、
世界唯一の被爆国日本だからこそ
生まれるべくして生まれたゴジラ。
アメリカ産の“原子怪獣現わる”と比較されたりするが、
どう考えても“ゴジラ”の説得力にはかなわないように思います。
(“原子怪獣現わる”も秀作ではありますが…)
多分、再び“ゴジラ”は現われるでしょう。
今の世情なんか、ちょうどいいタイミングではないかと思うのですが…。
デヴィッド・リンチ、好きなんだけどなぁ…。
インランド・エンパイア
(アメリカ/ポーランド/フランス 2006年)を観ました。
もうタイトル・クレジットが出る前から、
デヴィッド・リンチだぁ!ってなノイズとヴィジョン。
5年ぶりに体感する不条理な世界への扉…。
再起を賭ける女優が、ある“映画”にのめり込んでゆく。
それは曰くつきのポーランド映画のリメイク作品で、
さらにのめり込んでゆくと…。
いやぁ、参りました。
不可解なシークエンスの連続、
混沌としてゆく不条理な世界の構築、
無理に理解しようとしないで観ているのだが、
そこにまた、トラップ(罠?)が待っている。
それに3時間は長かった。
はっきり言って、疲れました。
3時間でなければ、描けなかった内容だったのかな…。
う~ん、答えが見えなくて当然なのかもしれないけど、
ラストはもう、ヤケクソみたいな感じに観えてしまいました。
2007年全米映画批評家協会賞の実験的作品賞受賞作品。
007/カジノ・ロワイヤル
このところ映画館はおろか
DVDすら観ていない状態が続き、
なんとかならんのかって観たのが
“007/カジノ・ロワイヤル”でした。
“007/カジノ・ロワイヤル”というと
60年代に、デヴィッド・ニーヴン、ピーターセラーズ、
ウディアレンにオーソン・ウェルズなどなど、
超オールスター競演によるおバカ大作がありましたっけ。
(バート・バカラックの音楽は秀逸)
それはともかく
今回のシリーズ21作目“007/カジノ・ロワイヤル”は
ビアース・ブロスナンから6代目ジェームズ・ボンドとして
麻薬密売の世界を描いた“レイヤー・ケーキ”で
名乗らない主人公を好演したダニエル・クレイヴが登場。
007になった経緯をからめながら、
イアン・フレミングの原作シリーズの原点を現代風にアレンジ、
影のあるボンド像の光る逸品になっています。
すでに、22作目“慰めの報酬”が公開されていて、
ダニエル・クレイヴが
ショーン・コネリーを目指してくれていればいいなぁ…。
なんぞと思ったりしました。




