☆☆☆★★
2019年公開。
今、続編を公開中らしい。
原作はマンガだけど、見たことありません。予備知識なしで観たけど、面白かった。
ラブコメなんだけど、「ラブ」より「コメ」のウエイトが強い感じかな。こういう学園ドタバタ映画は大好きだ。
生徒会長の白銀と、副会長の四宮かぐや、実は秘かに相思相愛なのに自分から告白するのはプライドが許さず、いかに相手に告白させるかの駆け引きが映画のキモ。
かぐや様役が橋本環奈。わかる。
白銀役がジャニタレの誰か。知らん。そんなにイケメンでもない。設定上、イケメン枠。
白銀は生徒から絶大な信頼を寄せられるスーパーエリートだけど、実情は庶民どころか生活困窮世帯の子供。
かぐや様は外面こそ完全無欠な財閥令嬢だけど、内面はなかなかのポンコツ。
白銀の姉は絵に描いたような常識人。
白銀の父は絵に描いたような非常識人。
書記の石神は根暗で精神を病んでるタイプ。
会計の藤原は天然な天真爛漫なのか、計算高いぶりっこなのか。
メイドの早坂はかぐや様に忠誠を誓う完全無欠で有能な部下。
登場人物が入り乱れて縦横無尽に暴れまくる、抱腹絶倒のバカバカしい映画。
観ている分には本当に面白いんだけど、後に何も残らないタイプ。ビール飲みながら観て、翌日になって「あれ?どんなラストシーンだったっけ?」「あ、最後まで見終わってなかったんだっけ?」と見直して、「あ、見たわ」ってなるタイプ(笑
ま、余韻とか訴えかけるものとかテーマとか、別になくても面白けりゃいいや、と思うけど。
そういう映画でした(笑