シティハンターの意外に知らない世界史煜アレキサンドリアの巨大灯台は存在したのか? | シティハンターのブログ

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古代ギリシャの歴史家ヘロドトスが選出した「世界の七不思議」によると、その昔、エジプトの港町アレキサンドリアの沖合・ファロス島には巨大な灯台があったという。

この巨大な灯台が建造されたのは、紀元前300年頃のこと。

完成までに20年の歳月が費やされたという。

その高さは134メ-トルにも及び、当時では世界でも、特に高い建築物の1つだったようだ。

灯台の光は、56キロ離れた位置からでも見えたという。

戦時にはその光を集めることで、敵船の帆を焼くことができたという話もあるが、これは誇張と考えられる。

灯台の光源は、昼間は巨大なレンズまたは鏡を用い、夜は盛大なかがり火を使ったという。

ただ、50キロメ-トルを超える距離を通す場合、燃料が問題になるが、石油を使ったとも、油分の多い特殊な木材を使ったともいわれている。

だが、残念なことにこの灯台は796年に起きた大地震で崩壊し、地中海に沈んだとされる。

この幻の大灯台に関してはその後、14世紀にイブン・バトゥ-タの旅行記に廃墟を訪れたという記述がある程度で、実在が疑われていた。

だが1995年に、アレキサンドリア沖の海底で、灯台のものらしい遺構の一部が見つかり、現在、調査が進んでいる。


最後に、懐かしのアイドル画像をお楽しみ下さい煜


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