日本紙幣の元祖は”預かり証”? シティハンターのブログ煜 意外に知らない日本史!17世紀初頭、三重県の伊勢地方で「山田羽書」というものが流通していた。これが日本の紙幣の元祖といわれている。山田羽書は、伊勢山田の一部の商人らが、重くて不便だった貨幣の代わりに、金額を書き、預り手形として発行した。やがて山田全体へと広がり、1742年には130万枚も出回った。徹底的な管理により、信頼性も高かったため、全国で流通する商人札へと発展し、藩札の起源にもなったという。明治初頭までの200年以上も使用され続けた。