世界初のコンピュ-タは弾道計算用に開発された! シティハンターのブログ煜 意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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1946年、アメリカのペンシルベニア大学のジョン・エカ-トとジョン・モ-クリ-が開発したコンピュ-タ本体は、約1万8000本の真空管と約7万個の抵抗、全長30m、総重量30tという巨大なものだった。

しかもプログラミングは、6000個以上のスイッチ操作を人力で行わなくてはならなかったという。

しかし、10桁の加減算を1秒間に5400回こなす計算能力をもち、7時間を要した複雑な弾道計算をわずか3秒で処理できた。

これは本来、大砲の弾道計算用の演算機として、アメリカ陸軍から依頼されて開発したものなのだが、完成時には第二次世界大戦が終結していたため、戦後、水素爆弾のシミュレーション計算に用いられることになった。

人間がやれば100年かかるといわれた計算を、2時間で処理できたとされる。

写真は、コンピュ-タ「エニアック」(ENIAC)本体。


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