シティハンターのブログ煜 意外に知らない世界史! 完走者が極端に少ない過酷なレ-スとなった理由? | シティハンターのブログ

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第1回 ツ-ル・ド・フランスは、1903年7月1日にパリをスタ-トし、リヨンやマルセイユ、ボルド-などを経て、7月19日にパリに戻る、走行距離2428kmの行程で競われた。

参加者60名中、完走者は22名というサバイバルレ-スを制したフランス人のモ-リス・ギャランは、今も英雄として称えられている。

現在のツ-ル・ド・フランスでは、走行距離は約3500km(最長は、1926年の20回大会における5745km)にのびているが、完走率は第1回大会ほど低くない。

第1回大会で完走者が少なかった理由は、いかなる場合でも他人の助力を受けられないという規定にあった。

選手はタイヤなど予備の部品を携行しなければならなかったのだが、持てる量には限りがある。

交換用の部品がなくなって、リタイアを余儀なくされる者が多発したのである。

写真は、1948年のレ-スで、自転車の予備チュ-ブをたすきがけにして走る選手。


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