父親が破産して、経済的に苦しかったために、少年時代から様々な仕事をしていたトウェインは、それらの経験を作品に反映させて、続編の「ハックルベリ・フィンの冒険」を執筆し、これも大ベストセラ-となった。
夢多き少年だった彼は、ハレ-彗星が地球に接近した1835年に生まれたため、いつも「僕はハレ-彗星とともに地球に来た。だからハレ-彗星とともに去っていく」と話していたという。
奇しくも彼が没したのは、ハレ-彗星が次に接近した1910年。
周囲の友人たちは「本当に彗星とともに去っていった」と、故人を偲んだという。
写真は、マ-ク・トウェイン。
