史上初の団体ツア-の意外な内容とは?意外に知らない世界史! | シティハンターのブログ

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近代旅行業の祖ト-マス・クック(イギリスの旅行業者、1808~1892年)が行った列車ツア-には、当時まだ運賃が高額だった鉄道に格安に乗れるとあって、申し込みが殺到した。

この世界初の団体旅行の内容は、なんと禁酒大会ツア-だった。

キリスト教の伝道師であったクックは、酒に明け暮れる労働者に飲酒の弊害を説く禁酒運動に取り組んでいたが、普通の禁酒大会では人が集まらなかったため、列車ツア-を考えついたのである。

このツア-で成功したクックは、ト-マス・クック社(現・ト-マス・クックAG)を設立。

1885年には、パリ万国博覧会のツア-を企画して、事業を一気に拡大させたのである。

写真は、20世紀前半のト-マス・クック社のパンフレット。


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