「東洋のエジソン」が成し遂げた世界的な偉業とは?意外に知らない日本史!鉄砲鍛冶の国友藤兵衛(クニトモトウベエ、1778~1840年)は、オランダ製の天体望遠鏡を参考にして、日本初の反射望遠鏡を製作した。その性能は倍率、解像度ともに本家オランダの製品を凌ぐもので、藤兵衛はこの望遠鏡で、月や惑星の観測をはじめ、太陽の黒点を158日間、計214回にわたって観測。活動の様子をつぶさに記録した。当時、太陽黒点の連続観察は例がなく、天文学史上、世界的な業績と位置付けられている。藤兵衛は望遠鏡の他にも、連発空気銃や懐中筆(毛筆ペン)等を発明しており、今日では、「東洋のエジソン」と呼ばれている。画像は、日本初の反射望遠鏡。